お米の食べ方
基本的にご飯は炭水化物であり、人間にとってはガソリンのようなもの。低糖質だったり、糖質制限ダイエットだったりと、食事バランスの中で摂取しやすい分、減らすようなダイエットが多い。栄養バランスを考えれば、少なくても多くてもよくはないので、そこそこの量は確保したいもの。
ただ、安い・うまい・お腹いっぱい、を求めるとどうしても過剰になる。炭水化物でお腹を膨らましても、必要以上のガソリンを入れるだけなので、消費しなければ脂肪になるだけ。食が貧しかった時代には考えられない、贅沢病や成人病として肥満が多くなっている今。最近よく読むターザンの記事で、なるほどなというものが。
糖質制限ブームは、もちろんご飯のことだけではなく、パンや麺と言ったものも入り、中でもファストフードに入るものはほとんどが糖質のもの。ご飯の消費が減っているというのに、肥満や糖尿病が増えるその「食べ方」はなるほどなぁと感心。
ファストフードといえば、ハンバーガー、カレー、牛丼、立ち食い系のうどんやそば、ラーメン、他にカフェにあるパスタなども含まれるかもしれない。早く提供できて、満足できる時短提供は、糖質過剰なのは当然。回るお寿司も含まれる気がする。
食事を振り返ると、そんなに急いでお腹を満たすものでもないし、お腹が膨れればいいものではない時代。戦時中など食べ物がない時代はもちろん、それでも仕方がなかったけれど、食べるすぎることはあり得なかった。ただ令和の今、宝飾の時代、そろそろ食べ方は見直されてもよさそうだけど、なかなか簡単なことではない。
インスタ映えも食べ物の価値を変えていると思われ、人気のフルーツサンドとか、見た目がよいものは、大体糖質。映える・フォトジェニックな食べ物といえば、パンケーキやアイス、七色の食べ物など、全部スイーツ。す、すごい。
便利な食べ物と代償
ちょうど同じ時期にこのような記事も。
便利ゆえに代償となるのは、保存料や保存が効く調理方法。トランス脂肪酸問題、まだまだ残っているんだなぁと久々に見た。
政府の見解としては、それだけを問題にせず、過剰摂取は注意と言った感じ。それもまぁ、そうですが。。
購入はせずとも、定期的に販売されている原材料を見ているが、最近は以前より妙な添加物は減ってきたような印象がある。特にタール系の着色料とか、マーガリンなど。そう言ったものを手にしていないのかもしれないけれど、「うわー」とひくものが少なくなった感じがしている。ただ、一方で、甘味料を巧みに使って「砂糖不使用」としているものもあるので、一進一退な感じ。
手軽な分、それだけ何か仕組みがあるということは念頭において商品選びをしないと、自分の健康は守れない。でも忙しさ・安さ・便利さというのは、健康への道を妨げがち。
海外のお菓子
海外のお菓子の方が材料がシンプルなものもある。もちろん、全てではないだろうし、国によって規制のかかっている食品は異なるのだけど、日本のお菓子よりシンプルかも、と以前食べたもの。
スペインのお土産でトゥロンという、これはチョコバー。すでに食べた後で現物がないが、翻訳で成分を見てみると割とシンプル。甘さも控えめで美味しい。
食育という意味では、小さい頃からパンチのあるお菓子で舌が慣れてしまうと、生涯その味が「お菓子」の軸となるので、本来のお菓子の味も変わってしまうかもしれない、と思ったり。
コロナでいろいろ変わった2020年。自炊や巣篭もりなど、家庭で過ごす時間が増えた今、基本の食事ももう少し見直されるといいのになぁ。
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