買い溜め・買い占め
連日罹患者のニュースが続く一方、店からマスクやトイレットペーパーが消えてしまった。
つい1〜2週間前は普通にトイレットペーパーを買ったと思っていたら、今や在庫がないということになると、その状況だけでも不安心理を煽るような気がする。確かに「ない」状況は不安になるけれど、近所に買える場所があるならば、「なくなったら」買えばいいのではないかと思う。
基本的に物のスペースはなくしたいので、防災用品以外のストックは持たなくなった。ちょうど良いタイミングで防災グッズを整頓・準備していたので、ペーパーもマスクも補充はしてあったのが、幸いだった。ただ、通勤していない自分にとっては現在必要がないので、困った人用に渡してもいいかなと思う状況。
この状況は日本だけかと思いきや、海外でも起こっているらしい。不安なのはみんな一緒で、そしてみんな行動も共通。
人の行動がさらに人を不安にさせるという、非常によくない状況に思う。なぜ、そんなにため込むのか不思議で仕方がないが、こんな意見も。
シンプルに考えても、外出禁止なほどに引きこもる必要はないのだから、そんなに買い占めなくても、と思ってしまう。
ウィルスによる「不安」という感染。ウィルスによる症状も重いけれど、健康な人にまで及ぼすその影響も多大な今回。
経済を始め、ペーパーやマスク不足による衛生環境の悪化、日本においては花粉症患者の飛沫がさらにウィルス拡大に寄与してしまう可能性だってある。必要な人に届かない状況を、不安に覆われず冷静に考えて欲しい。その先どうなっていくかを。
トイレットペーパーがなければウォシュレットを使うとか、なければ最悪、自宅ならお湯で洗ってタオルで拭けばいいんじゃないかと思っている笑。どうせ自粛しているわけだし。
そんな今日は、新聞紙回収でトイレットペーパーが玄関先に置いてある家が多かった。今のご時世、危険な状況笑。
正しい知識
冬には恒例のインフルエンザもそうだが、ウィルス感染に対して注目を浴びるようになった今、正しい感染対策を各自が身に付ける機会にもなってしまった。
院内のエレベーターには貼ってある定番のものだが、やはり慣れてきてしまうと人の目に触れないという残念なポスター。
個人的には可愛らしいし、シンプルで面白いため気に入って目の癒しに見ていたけれど、今やさらに詳細なポスターや注意喚起が必要とされる状況になってしまった。
手洗い
基本的に飛沫感染なので、触れた・触れた可能性のある手は確実に洗い、意識するなら食べる前など口に触れるときは注意すべき。病院には感染対策チームがおり、日頃から巡回してスタッフの動きの監視や、啓蒙活動をしている。その方々からよく言われるのは、手洗いの際、手首まで洗うことと、倍の時間をかけて流すこと。
病院の新人研修では、手にブラックライトで光る塗料を塗った後に手洗いをし、洗い残しがないかチェックする。
洗い残しが多い場所として、親指や指先が意外とあるので、現状では病院だけでなく全国民が気を付けなければならない。
マスク
マスク自体は感染予防というよりは、顔や口に触れないという意味で役立つ。飛沫してくる人と対面するときには防護してくれるけれど、そんな状況は現在少ないだろう…。そのため、マスクに触れてしまっては意味がない。マスクを捨てる時も、紐を持ち、マスクの外側には触れないように捨てる。
スマホ
今回の前は、入浴時にスマホを拭いていたけれど、この状況であることと、海外のニュースでもスマホを清潔に保つ重要性を訴えており、手洗いと同じく消毒し始めた。
このような状況の前でも、スマホ自体は不衛生と言われていたものなので、今回を気にスマホも注意した方が良いと思われる。
ただ、iPhoneの場合、コーティング剤が付着しているのアルコール消毒はAppleさんとしては推奨していない。
個人的にはフィルムを貼っているので、遠慮なくフィルムを拭いているけれど、確かにこの記事の通り、店頭でどうしているのか今後聞いてみたい。
これでPCの液晶も拭いていいなら、是非買ってみようかしら。
うがい
うがいは、以前テレビでみた通り、音程を変えて頭を傾けて実施中。
これは今だからではなく、通常になっていくといいなと思う。
人の価値観も浮き彫りに
この状況だからこそ、ピリピリし始めているのも確かで、人の価値観までもぶつかり合っているらしい。
何を優先するか、何に気をつければいいのか、そこまで違わないとは思うけど、「知らない故の不安」だけは避けた方がいいと思われる。闇雲に不安になることで買い占めにもつながっているわけで、外出は控えると言っても禁止と言われているわけではない。
また、引きこもることで、運動不足や普段仕事をしていたときにはなかった、過剰な同居人などとの接触も起こるので、それによるリスクもある(喧嘩とか)。怯えすぎずに、正しい理解と対策をすることで、緊急自体であっても乗り越えていく余裕を、各人が持てるようにしていきたい。
(スノーボードなんかに行ってしまった自分もどうかと思うけど、怯えすぎても仕方がない)
大竹先生のツイートのドンキの販売方法は賢いなと感心してしまった。
行動経済学と価格差別の組み合わせ。 https://t.co/NFMbbZiKdU
— 大竹文雄 (@fohtake) March 9, 2020
また、経済も冷え込む。営業しているお店はあるので、注意しつつも利用しないと、気に入っているお店がなくなってしまうことも。共助、互助の考えも忘れずにしたい。何せ、終息はまだまだ来ないのだから。
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