• 感染経路の認識

    2021/05/01
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  • 個人の感染対策の知識

    先日も、帰りの電車内でなかなか衝撃的な行動をしている人を見た。電車で吊革につかまり、次にその手でビニールからお菓子を出して……食べちゃった!コロナの現状だけでなく、衛生的にありえないけれど、こういう人、結構電車で見る。

     

    昨年からも電車内で、お菓子を素手で食べちゃう人は結構いる。スマホも吊革もお菓子も、全て触れたものが口に入るのは、容易に感染リスクを高める。こういう人が感染した場合、思いつく行動の中に、「手洗いしていない素手でお菓子を食べた」ことは意識に上らないため、「感染経路不明」になるのだろう。

    吊革・お菓子・スマホ・髪の毛・肌・目・マスクといったあらゆるところを触っちゃう人、多い。その翌日も、スマホ脳なのだろうか、10秒とじっと落ち着けないイマドキ女子が、髪・マスク・口・目・スマホと落ち着かずに触りまくっていた。マスクは基本汚染しているので、気をつけましょう。。。(多動だったので目立って見えただけかもしれないが。)

     

    コロナ感染の世界が1年経過し、統計的にもそろそろ傾向が分かってきてもいいだろうけれど、なかなか集約できないのはこういうことなのだろうな、と一発で理解してしまった。こりゃだめだ。

     

    そうなると、いくら飲食店などを制限しても、効果が得られない。三密・会食が主にフォーカスされているけれど、それ以外の感染経路は結構あるのではないだろうか。だから制限をかけても、個人の感染対策の知識が高まらない限り、防ぐのは難しいなと思った。

    調査票の実際

    実際にどういう調査が行われているかは不明で、一般人が知りうる限りの調査票は国立感染症の調査票くらい。行動調査票の項目はあっても、自由記述なので、本人次第。

    どちらかというと、接触者の把握に重きが置かれているような気もする。保健所の行動把握のお願いも「感染拡大」の防止とするので、移した可能性のある人の把握が目的。もちろんそれは重要で、集計している暇もないのだろう。

    現在、未来に向けた調査ももちろん大事だけれど、1年という長い期間をかけて抑えられない感染症ならば、対策に向けた過去の調査も必要なんじゃないかと思う。政府の行動指針でも、主に会食・距離・マスクといった、1年前も見た(?)内容。

    政府や研究者の方々が、まさか素手でお菓子を食べるとは、想像もしないのかもしれないけれど、実際そういう認識の違いもあるような気がしてしまう。

     

    先日の蛇口を介した感染は、原因が特定されたわけではないけれど、可能性としてはそれもあると思う。

    感染予防の教育

    シンプルに、医療スタッフが感染しないのは、感染対策の知識があるからであって、そのおかげで病院が機能している。今は病院の外での感染が多いゆえ、医療スタッフだけでなく一般時への感染教育が必要なんじゃないかと思う。呼びかけなどでは浸透しない。

    感染経路不明者はずっと50%以上。全て特定するのはもちろん難しい。今一度、基本の接触・飛沫感染の予防を意識したいけど、これぞ「コロナ疲れ・慣れ」なのかもしれない。

     

    素手でお菓子以上に、電車内で酔っ払って(?)マスクをせず大の字で寝ていた人もいた。コロナ慣れの今では、時期が遅いかもしれない。でも真面目な日本人に失望したくもない。

    日々感染予防に尽力されている方々には感謝と応援いたします。個人で出来ることはとにかく感染しない・させないことだけ。

     

    正しい情報の入手のためには、正しい発信元から。そろそろ情報の発信も、読者・視聴者数や話題性を目的にするのではなく、情報リテラシーを高めてはどうなのだろうか。1人1台スマホを持っているような時だからこそ、うまく活用できたら、もっと色々なことがレベルアップ出来そうなのになぁ。

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