半年の就職活動
ようやく、就職先が決まりました。
想像していたよりも、転職活動は大変だということが身に沁みた。年齢に加え、未経験ということがネックだと思われた。
半年前は、「気持ちとちょっとのセンスはあるからいけるかな」とか、超絶安易な考えだったが、やはり落ち続けると自信がなくなる。
それでも、続けられたのは人生において、この場をどう乗り越えるか、何がやりたいのか、どこまでやり続けるのかなど、自問自答しつつ、家族や友人が見守って応援してくれた力も、大きかったと思う。そういった人間関係しかり、自分の考え方を含め、全て自分が生きてきて、体験・経験したことが結びついており、今回それが実になったということで、進むべき道だったかとも思う。
2/27
2月27日ではなく、応募した会社と面接した会社の割合。
ほとんど書類選考で落とされ、面接してもらえたのは2社のみ。そんな数字でよくも半年就活したな、と思われるかもしれない。確かに周りからは「心配にならないの?」とか「不安にならないの?」とか言われることもあったし、「いつまで続けるの?」「無謀じゃないの」とかも言われても、あまり気にならなかった。
客観的に見れば、「よくやるなぁ」と思うのも確か。でも、個人的には理由はあるし、気持ちも自然に動いているし、未来もある。結果「出来なかった」ということにはしないつもりだったので、方向転換はしなかった。
ただ、妥協せず会社を選び、落ちていたので、選び方は変えようかと悩みはじめ、しんどくなった3月、それでも持ち堪えたのは、1回目の面接の会社から「ポートフォリオは秀逸だった」とお褒めの言葉があったことと、「とにかく応募してみては」とアドバイスをいただいたことだった。
それがなかったら、ここまで続かなかったように思う。やはり、人の言霊は強い。
働くことができる喜び
一方、さすがに半年無職だと、動きたい意欲でムズムズ、ストレスフルにはなるわけで、仕事ができるという喜びも大きい。
そして、もちろん、好きな仕事に就けるのだから、これ以上嬉しいことはない。人生において、好きではない仕事はしていない、といっても前職も1カ所しか経験していない純粋な履歴書なので、これで2社目。
そして、職場環境も、スタッフの皆様の人柄も、する仕事も素敵だったのもとてもありがたいご縁。
今までの半年の苦労…というよりは忍耐が全て救われたような心持ち。とにかく感謝、かつ喜び。
転職活動の動きは別でまとめるとして、今回は自分の心持ち。この心持ちも忘れないように残し、初心に帰る時にも役立つだろう。
挨拶回り
決まったので、挨拶行脚、と思っていたものの、このご時世。特に病院への挨拶は控えた方がいいと、前職同僚の方にもアドバイスを頂いたので、素直に自粛し電子メッセージのみ。
報告すべき人々も事前にリストアップしたので、ひたすら送る。ただ、こういうのもいい機会で、普段連絡しなかった人とやりとりができるというのもよいなと思った。SNSでも出来るし、便利。
ただ、ポートフォリオが数冊残ったものの、欲しいと言ってくれる人もいるし、前職や協力会社のおかげで出来たものなので、御礼とともにお納めいただこうと思う。ようやくポートフォリオの役目も終え、一区切りがついた。
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