デザイン業界では校正が重要
作ったものが正しいか、バランスや見栄えはどうかなどを確認する作業、校正。
デザイン業界では必須・大事なことで、必ず制作したものは行われる。また、自分以外の人が見ることで気づくことがあったりするので、重要なものは多くの人の目で確認をする。
病院で言えば、ダブルチェックのようなもの。
例えば、カレンダーのような、絶対に間違ってはいけないものなど、基本的に誤字脱字はあってはいけない。
それでも人が作るものなので、1回で完璧なものが出来るはずもなく、何度も確認することが重要。
最初は間違い探しなのかな、としか思っていなかったけれど、その難しさに後々気づく。
自分で作ったものを、指導者に見てもらう際に、「自分で気づけただろう」ミスと、「指摘してもらう必要があった」ミスがある。自分で気づける範囲については、初歩的なところなので十分注意して対応が出来そう。ただ、デザインの目線で、文字詰めやフォントの大きさ、メリハリなど、未熟なところはもちろんご指摘いただく必要がある。
そして2回目出したときに同じところが直っていなかったり、直したのにうまくいかなかったりすると、とても申し訳ない気持ちになる。または、「え!」と思うような、細かいところにも、プロの目は気づけるようで、ほんのわずかなレイアウトのズレ、文字の隙間、フォントの違いなどにもお気づきになる。すごい目だなぁと感心してしまう。
記号などもよく使われるので、印刷して日々覚える・使う練習。
校正のコツ
他に、「声に出す」というのがよくあるのだが、声に出すと読んでしまい、サラーっとすぎることがある。
特に文字をささっと文章化してしまう癖があるらしい自分の特徴から、最近は原稿とゲラを近寄せて形として見合わせるようにしている。これがしっくり来る感じ。目の移動がある間に文章にしてしまうので、目の移動を最小限にしたスタイル。
後は、表組の線や気づくべきところなどは、経験しつつ注意点として吸収していくしかない。
時間のあるときに、練習できるこういったサイトも便利そう。
いっそテキストの方が、記号も書けるので良いかもしれない。
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