• 食器用洗剤の成分の違い

    2020/11/01
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  • 成分の比較

    食器用洗剤の成分を選んで買う人は少ないと思われる。

    口に入る物でもないし、油などの汚れを落とすことでそこまでの差はないと思われているかと。ただ、環境に配慮したものや香り、最近ではいまだ信じがたい速乾洗剤といった機能面だろうか。

     

    普段はヤシノミ洗剤を使用中。カンブリア宮殿で観て以来、環境に配慮・生分解・無香料・薬局でも買える点が使いやすくて気に入っている。


    野菜も洗えます。

     

    職場にも洗剤を小分けにし、お弁当箱を洗う時に使っている。ところが、先日、つい洗剤を流し台に持って行き忘れ、大した距離でもないけれど面倒臭かったため、流し台に常駐しているよくある洗剤を使ってみた。

     

    どこかのお宅で使ったことがあった気もするが、久々にいざ使ってみると、 なんとも匂いがきつい。くさいくさいと言いつつ使っていると、なんと汚れが落ちない。同じ食器用用途の洗剤なのに、落ちないなんてことがあるのか、不思議だったけれど、フタについたちょっとした油が落ちない。結局、いつものものを取りに行き、洗い直し。

     

    においもそうだが、落ちないことが不思議で成分を見てみる。

    洗剤の成分表記はまた異なる

    あまり意識してみていなかったけれど、洗剤は食品などと異なり、成分表記が異なる。

    石鹸ではないので、基本的にほとんどが合成洗剤。基本的には水はもちろんで、界面活性剤の総含有量率を表記するとのこと。基本的に液体の洗剤は、水をベースに洗浄剤を添加しているわけなので、濃度と使用項目を見ることになる。

     

    化粧品や食品と違い、界面活性剤だけでも多種、用途によっても異なるので成分での判断が難しい。泡立つタイプや生分解が高い・もしくは難しいもの、肌への刺激が少ないものなど、化学レベルの表記で消費者の判断は困難。

    容易に比較は出来ないため、結局落ちなかった理由は不明だが、消費者としては実際の使い心地で判断するしかない。その企業の信頼と、自分の判断でしか選ぶことは出来ない。

     

    肌に優しいといくらうたっても、石鹸も含めて、界面活性剤は肌への刺激は避けられない。水と油を乳化させるために必要であり、汚れを落とすレベルのものであれば肌へは負担となる故、どの洗剤にも「手袋の使用」が記載されている。普通に素手での洗い物は、基本的にしていないので、怖くてできない。特にアトピーの人は、洗剤の成分を選ぶより、手袋をした方が手っ取り早い。

     

    最近で目立つのは、洗濯用洗剤で「成分のほとんどが水なんです」と、結構今更な感じだけど、それを謳って洗浄成分を高くしているものがある。あまり興味はないけれど、洗浄成分を高くすることで、洗剤の残留や生分解、肌への刺激などはどうなんだろうかと心配になる。

    洗浄成分に拘りたいなら、液体洗剤ではなく、粉の洗剤にすればいいのにと思うけど、やはり利便性で選ばれる時代。食器用洗剤の速乾と同じく、新しい切り口ながら、本当に良いものかは不思議なものが多いなと思う。何よりCMの広告費が半端ない。

     

    とりあえず、成分比較好きでも、洗剤の比較は難しかった。残念。

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