• 新人さんのお仕事7|スピード

    2020/10/13
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  • 新人なりのスピード

    慣れない作業は時間がかかるしエネルギーもいる。そのため新人の業務は時間がかかりがち。

    それと逆に、新人の業務は確認が必要。そのため締め切りがあるものは、指導者の確認が必要。その確認をするための時間も逆算して進めなければならない。

     

    時間がかかるのは仕方がないことと、確認が必要だからスピードが必要という、真逆なことが同居する。なので、焦るわけではないけれど、指導者に提出する時間も加味して仕事を慣れてこなしていくしかない。ただ、ミスが増えてもよくはないので、チェックリストや、念入りな確認も必要。効率的にこなすためには、チェックをするときに目的を定めて確認をする。

     

    デザイン業務では、原稿を確認し、どこをどうするのかを確立して、作業の最短・効率的な方法をイメージしてから行動に移す。つい、手を先に動かしたくなるが、まず確認。そうでないと、間違った進行によって、後々戻って修正をする羽目になり、さらに時間がかかってしまうので、スタートが大事。

     

    また、ソフトの使い方なんかは業務中以外でも練習が出来たり、学ぶことが出来るので、やはり勉強も必要。Adobeせんせいのオンライン講座もそうだけど、鼻息荒くなってAdobe Maxにも初参加する勢い。知らなかった、このイベント。

     

    やっぱりショートカットや、ファイル・データの管理、校正の方法、そして制作手順が時間の詰めどころ。仕事の方でソフトを使う機会は圧倒的に多いけど、今まで遊びつつ触れていた時間も、とても役に立ったので、興味本位で触っていることも大事。一方で、意外とタイピングなんかはあまり必要がないなと感じる最近。ヒューマンエラーを少なくする考えはとっても事。

    医療現場の新人

    一方、臨床だったらどうだっただろうかと、新人さんの気持ちで振り返る。

    臨床業務だと、治療技術なんかはスピードとは話が違うので、一人前のために出来ることはカルテの書き方、報連相の方法、メモの取り方だろうか。医療に関しては1人で技術向上などが出来るものではないので、難しい。

    だからこそ、自分の思い込みや決断というのは、新人には断然早いけれど、確固たる自分の意志を曲げない新人が、たまに居るらしい。恐ろしいかつ、すごいな、と同じ身分で思う。(指導していただかなくてもいい状態なら、とっくに新人指導は不要だろうし、患者さんを担当させてもらえるはずだろうに、それが出来ない状態ということは、一人前じゃない、と自己認識が出来ないらしい。。。不思議な現象。)

     

    一方指導が難しいのも確かで、「もう大丈夫!」というのはなかなか判断がつけにくい。かといって経験もしていかなければいけないので、指導者としての判断も経験を積む必要がある。過保護でも育たない。指導者がどーんと構えていられる経験年数くらいじゃないと、なかなか難しいみたいだ。

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