ポートフォリオの参考書
通常の転職では馴染みのない、ポートフォリオという、自分の力量をアピールするツールが必須となる。
業界の方から見れば当然のものなのだけど、異業種からみると不思議なものでもある。
でも、こういう力量をアピールするというのは、採用側から見てもわかりやすいし、相性も見やすいと思うので、どの業界にあってもいいようにも感じる。
ただ、医療業界のような技術だったりをアピールするのは難しいように思う。だから試験だったり、学会だったり、知識面のアピールとなるけれど、技術の客観的評価はなかなか。
ポートフォリオ作りで一番苦労したのは、レイアウトが決まらないこと。何をテーマにどのように配置していけばいいのか、思いつかず、これに一番時間がかかったように思う。
そんな時も、先人のアイデアを伺うために本が必要となり、図書館へ行った。
その際参考にしたのは以下の書籍。
全ての本があるなんて、本当に国立国会図書館、素敵です。
眺めていて、色々参考になった。
自分をアピールするにあたり、
- あなたはどんな人ですか?
- あなたは何ができますか?
- 何をやりたいですか?
といったことをアピールするのはもちろん、見つめ直すことで自分の方向性も見えてくる。
書籍の通り、自己分析のためにも必要なツールということがよくわかった。
レイアウトと撮影
具体的にレイアウトは、参考にしたものは一部で、結局は思うままに。というより、作品をいかにリアルに、かつ要所を魅せるかを考えていくと、自ずと配置が決まってきたように思う。
最初はレイアウトが決まらなかった時、全ての作品を一枚一枚写真で撮影。
しかし、撮影知識も曖昧で、jpegで撮影していた…懐かしい。その後よーく調べていくうちに、raw撮影と編集を身につけるという、遠回り。
そのうち、正面だけで撮影した写真だけ見ていると、とてもつまらないことに気づき(やっと)、上記写真のようにイメージとするものを一緒に並べてみたり、ポイントをフォーカスして撮るようになってきた。
一番わかりやすかったのは、素材写真のモックアップ素材を眺めていた時。
モックアップ素材はデザインをイメージしてもらうために、レイアウトが考えられた写真なので、とても参考になった。ウェブ上でこんな合成ができるなんてすごい、という感動も同時に。
または、尊敬しているデザイナーの作品レイアウトを参考にしたりして、自分の作品で必要なポイントを見つけて行った。
こんなライトボックスを用意して頑張っていたこともあったけど、結局これは使わなくなり、自然光になった。懐かしい思い出と回り道…。まぁ、これで同じ写真を撮りまくったからこそ、つまらない写真に気づけたので、原動力にもなった。100均で準備して出費が少なかったのが救い笑
デザインをバシバシ載せていただけでは、ため息が出るような残念なページになり、モックアップに入れてみたり。
この過程で、モックアップの素晴らしさにも気づいたわけなので、成長。
とりあえず10冊を完成。
タスク処理は早いタイプだけれど、ステップとなると、一段階ずつしか進めないタイプということに、自分の特性も気付かされたポートフォリオ作成。
そして履歴書へ。
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