ブラシにグラデーションはかからず
血管のイラストの依頼があり、模索していると、リアルな血管の描き方が見つからず。
フォトショの方がリアルに作れる気もしたが、まだフォトショを使いこなせていないことと、グラデーションなどで出来るかと思ったので、イラレで作成。
しかし、グラデーションは図形やパスにかけられるけれど、ブラシのパスには適応されない。
図形のパスは簡単。
ブラシでのイメージはこちらが参考になったものの、イメージと少し異なった。
先細のブラシで試しにグラデーションをかけてみるも、
うーん、間違えではないが、リアルさにかける。
最近勉強した、メッシュによる描画も、血管では細いので使えない。
デッサンが役に立つ
そこで、基本の色に陰影をつけて描いていく方法にした。
先程の、先細のブラシでベースを描いた後、ハイライトとシャドウを入れてみた。ブラシは各々作成。
ブラシで作業するので、ベースはアウトライン化し、結合させておいた。
ハイライトのブラシは太めで、柔らかめに。
シャドウのブラシは細めに固めに。
結果はこんな感じに。
左がベースのもの、真ん中がハイライトを入れたもの、右はシャドウも入れたもの。
こういうイラスト、描いたことがなかったけれど、初めてにしてはまずまずかと。解剖の教科書っぽい感じになった。こういう時に、デッサンの目線が活きたので、何事も無駄にはならないなぁと感心。
少しはみ出たところもあるけれど、背景次第では気にしなくても良いかと。
こんな感じに。静脈バージョンの青も作成し、完成。
今後も練習が必要だけれど、まずは。ブラシのままだとデータが重くなるので、最後にラスタライズして作業。
動静脈の上下の位置がやりにくかったものの、雰囲気は出せたかなと。ブラシのがたつきはあるけれど、それも血管らしい蛇行になったように思う。
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