• イラレでリアルな血管

    2020/04/27
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  • ブラシにグラデーションはかからず

    血管のイラストの依頼があり、模索していると、リアルな血管の描き方が見つからず。

    フォトショの方がリアルに作れる気もしたが、まだフォトショを使いこなせていないことと、グラデーションなどで出来るかと思ったので、イラレで作成。

     

    しかし、グラデーションは図形やパスにかけられるけれど、ブラシのパスには適応されない。

    図形のパスは簡単。

    ブラシでのイメージはこちらが参考になったものの、イメージと少し異なった。

    Real blood

    先細のブラシで試しにグラデーションをかけてみるも、

    Real blood2

    うーん、間違えではないが、リアルさにかける。

    最近勉強した、メッシュによる描画も、血管では細いので使えない。

    デッサンが役に立つ

    そこで、基本の色に陰影をつけて描いていく方法にした。

    先程の、先細のブラシでベースを描いた後、ハイライトとシャドウを入れてみた。ブラシは各々作成。

    ブラシで作業するので、ベースはアウトライン化し、結合させておいた。

    Real blood3

    ハイライトのブラシは太めで、柔らかめに。

    Real blood4

    シャドウのブラシは細めに固めに。

    Real blood5

    結果はこんな感じに。

    左がベースのもの、真ん中がハイライトを入れたもの、右はシャドウも入れたもの。

    こういうイラスト、描いたことがなかったけれど、初めてにしてはまずまずかと。解剖の教科書っぽい感じになった。こういう時に、デッサンの目線が活きたので、何事も無駄にはならないなぁと感心。

    Real blood6

    少しはみ出たところもあるけれど、背景次第では気にしなくても良いかと。

    Real blood7

    さらに拡大し、
    Real blood8

    こんな感じに。静脈バージョンの青も作成し、完成。

    今後も練習が必要だけれど、まずは。ブラシのままだとデータが重くなるので、最後にラスタライズして作業。

    Real blood9

     

    動静脈の上下の位置がやりにくかったものの、雰囲気は出せたかなと。ブラシのがたつきはあるけれど、それも血管らしい蛇行になったように思う。

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