• Nanum Gothic・源ノ角ゴシックがイラレで使えない・表示されない

    2024/09/18
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  • Nanum01

    Google FontsのNanum Gothic

    A1ゴシックで日本語版を作成したデザインを、多言語に展開していくため、似たゴシックを探すことになりました。

    韓国語はNanum GothicがよいとChatGPTさんにアドバイスしてもらい、なかなかよいのでダウンロードをしました。

    Nanum02

     

    ところが、肝心のイラレで表示されず、困りました。InDesignでは「Nanum Gothic」として表示されるのですが、イラレには見当たらないし、フォント名を入力しても表示されないのです…

     

    解決するため、なかなかの遠回りをしたので、備忘録として残します。

    他のアプリケーションでの検証をするのが最初

    後ほど遠回りして気づきましたが、InDesignで入力した文字をイラレにコピペすると分かりました。

    Nanum03

     

    そうです、英語表記ではないのです…アプリケーション間でこんなにも違うものでしょうか…

    これを解決するため、一般的な方法で、すべてのAdobeアプリ・ファイルを削除までしたのに、まさかの、表示名です。

    (スッキリしたのでいいのですが、環境設定やスクリプト・アクションなど、再設定が少々手間です。)

     

    一般的な解決方法はこちらをご参照ください(今回は果てしない遠回りでした…)

    Adobe Fontsが一部アクティベートされません。

     

    ただ、ハングル表記になると、今後フォントを選ぶときに選びにくいなぁと思いました。

    Nanum04

    Nanum Gothicを選ぶときの対策

    形で覚えるか、場所の印象で覚えるか…もしくは、使うファイルのアートボード外に、フォント名をコピーしておくか、となります…。ちなみにPhotoshopでもイラレと同様だったので、InDesignが丁寧なのかもしれません。

     

    ちなみに「나눔고딕」は、Google翻訳だと「共有ゴシック」だそうです。なぜなら、Nanum=ナヌムは韓国語で共有という意味だからのようです。

    「Nanum(ナヌム)」という言葉は、韓国語の「나눔(ナヌム)」に由来しており、意味は「分かち合い」や「共有」です。例えば、韓国では「ナヌムの精神」という言葉があり、これは他者と資源や知識を分かち合い、助け合うことを重視する考え方を指します。

    ChatGPTより

    一番困るのは、読めないこと。

    以前プチ留学で教わった、ハングルの成り立ちを思い出すも、さっぱり初心者には分からないので、このナヌムだけ覚えるしかないような気がします。

    ハングルの基本構造を理解する: ハングルは「母音+子音」の組み合わせで構成されています。例えば、「나눔」は「나(ナ)」+「눔(ヌム)」という形です。これを理解すると、文字を一つ一つ認識しやすくなります。

    ChatGPTより

     

    源ノ角ゴシックとNoto Sansは同じじゃない

    後日、中国語も同様に、InDesignでは「源ノ角ゴシック」、イラレでは「思源黑体」と表示されていました。Nanumで学んだので、今回はスムーズでしたが、やはりややこしい…。

    Nanum05

     

    また、源ノ角ゴシックとNoto Sansはほぼ同じ、というらしいですが、実際に変換してみると微妙に違うのでした。

    Nanum06

     

    1番の違いは、句読点の位置。中国語は、句読点のベースラインはセンターが普通のようです。なので、日本人からみると違和感があっても、日本語と同じようにしてしまうと、中国語マスターの方には違和感があるという。

    現地の情報はこちらも参考になりました。

     

    ただ、Adobe Fontsのブラウザ上は、日本語使用なのも不思議です。

    Nanum07

     

    Nanum Gothic、源ノ角ゴシックでお困りの方に届きますよう…。

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