• THE CHAIRの足を切る

    2020/09/22
  • ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
  • 身体が限界

    最近、テレワークになってから椅子のクッションを買ったり、高さを調整したりとしてきたものの、やはり身体がしんどいので、根本の椅子の高さを調整することに。

    Cut THE CHAIR

    THE CHAIRといえど、若気の至りで購入したジェネリックとかリプロダクトとか言われる模倣品。かと言って捨てるほどのこともないので、今まで置いてあったけれど、実用面で使えないので思い切って切ることに。

    Cut THE CHAIR3

    先日高さを調整することを覚えたものの、毎度本を置くのは面倒臭いし、教科書にも申し訳ない感じ。また、足下を調整したところで、結局座面と机の関係が変わるわけではないので、前屈みの疲れる姿勢になりやすいので、根本解決したい。

    先日、友人の机の足を切る機会もあったので、要領は得ていたけれど、今一度参考にしたサイト。

    切断開始

    Cut THE CHAIR2

    床が無垢で凹凸があるため、机の上でマーキング。

    Cut THE CHAIR4

    印をつけたものの、実際ノコを当てると、ズレがあるので、どこに合わせたか確認しつつ行うべき。2〜3mmずれる。最近はミリ単位も気になるようになってきた。

    Cut THE CHAIR5

    何とかまっすぐ切ることは出来た。元々の断面は経年劣化もあるけれど、やはり丸みもあるし、傷防止のためにもやすることに。

    Cut THE CHAIR7

    フェルトがなかったので、緩衝材を貼り、その上にマスキングテープをしてみた。ただ、使用感はよろしくなく、滑らないので止めようと思ったことと、元々ついていた打ち込みタイプのものを再利用しようと、この後に気づく。

    Cut THE CHAIR9

    ガタつかず問題なく切断したものの、やはり美しさは損なわれた感じ。海外製の椅子は、トータルで美しいのであって、日本人の標準体型には向いていないんだな、としみじみ。なんか、ださくなっちゃった…。でも仕方がない。

    椅子の足の保護

    椅子の足、というより床面を保護するために椅子側に加工をする話。

    市販ではフェルトが多いようだけれど、フェルトはゴミが溜まりやすい。机の下は今もフェルトだけれど、髪の毛やホコリが溜まりやすいので、打ち込み式のこういうものの方が、滑りは良いし、ゴミの心配も少ない。



    ただ、元々のものを何とか外すも、釘にフッ素?プラスチック?の柔らかめのものがかぶさっているだけで、外すときに外れてしまった。外してよかったけれど、そのまま燃えるゴミに出すところだった。再利用もできたし、分別も出来たのでラッキーな気づき。

    Cut THE CHAIR10

    仕方がないので、釘を熱して再度差し込んでみる。力のいる手作業は怪我をしやすくて嫌だなぁ。(この時点で小さい傷を負う)

    Cut THE CHAIR11

    釘や樹脂?を加熱して、なんとかねじこめた。そして、いざつける前に、足に丸みを出すためにしっかりやすろう、と金やすりを購入しに出かける。

    Cut THE CHAIR12

    近所の100均では右しかなく、案の定全く進まないので、大きなダイソーさんへ行ったため、夕飯時になってしまった。

    Cut THE CHAIR13

    紙やすりの状態はこの感じ。

    Cut THE CHAIR14

    なぜだか丸みを求め、ひたすら削る。でもよく考えれば、打ち込みをするので、そこまで丸みはいらないように感じる。

    Cut THE CHAIR15

    元々の足と比べても、そんなに丸くなかったので思い込み。

    Cut THE CHAIR16

    最終的には時間帯もご迷惑になるので、そこそこで終わらせる。しかし丸いものをやするのは結構大変。何度も滑って、抑える手を削ると言う、嫌な展開を繰り返す。家具も職人技。

    Cut THE CHAIR17

    打ち込みは木が柔らかいため、苦労もなく打ち込み完了。

    Cut THE CHAIR18

    作業中にひっくり返したための傷がついてしまった。椅子を寝かせることはないし、打ち込みをしたので、普段使いには問題ないけれど、やすりは甘いことと、切断したてなので、扱いには注意が必要。

    日本人の体型と海外製の椅子

    今回思い知ったのは、椅子の美しさは設計の時点で完了しているので、そこから実用性を求めて加工をするというのは、作品が作品ではなくなるということでもある。やはり、使用する人のために設計されたものであって、体型が異なると用途も異なるだろうし、そもそも使いにくい。

     

    今回カットしてしまった足は、曲線の途中だったのもあり、カット後は図太い足下に。また、高さが減った分、縦の美しさが減少…。

     

    そう言う意味では、実用性とは別の美しさとしてはいいけれど、実用性も兼ねての美しさなら、日本人のための椅子がいいなと感じた。もしくは、ちゃんとお試しして買うべきだった(多分、確認したはずだけれども、、)。肘掛の高さもきっと、外国人仕様に感じるし。

    深澤さんの椅子など、いつか座れたらなぁ。

Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。