• 予防医学士プログラム備忘録|脂質

    2019/05/01
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  • 脂質

    細胞膜の重要な構成成分であり、エネルギー酸性の主要な基質。
    飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、n-6系脂肪酸、n-3系脂肪酸、コレステロールなど。
    脂溶性ビタミンの吸収を助ける。

     

    温度

    飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸は構造(炭素の二重結合)によるちがいもあるが、油脂で言えば溶ける温度にも違いがある。10-20度が境界線。

    飽和脂肪酸例:牛肉、豚肉、バター、鶏肉
    不飽和脂肪酸例:魚、大豆油、コーン油

    固まる脂を多く摂っていると、コレステロールなど体内に作られ、血管壁にも脂肪が蓄積されていく。腸にも蓄積され、太っていくが、さらに余りは皮下などにも蓄積されていく。

     

    トランス脂肪酸

    度々問題にされている、トランス脂肪酸。自然界にはないもの。水素を液体の油脂に添加して固形化。

    不飽和脂肪酸

    オメガ3(n-3)とオメガ6(n-6)があり、オメガ3は抗炎症作用があり、LDLコレステロールを下げるなど、良いことしかない脂。
    一方オメガ6(n-6)は炎症・腫れのプロスタグランジンを生成し、摂りすぎはよくない。体調不良の初めは炎症のため、これを抑制するにはオメガ3の摂取はかかせず、バランスが大切。
    オメガ3|αリノレン酸(アマニ、シソ)、EPE/DHA(魚)
    オメガ6|リノール酸(サラダ油)、アランキドン酸(肉、魚)

     

    母乳

    胎児から脳の発育に必要なDHAは、妊娠後期から要求量が高まり、生後も1年で脳が重くなり育成される。そのため、脳の発育のためには母親のDHA摂取も意識する必要がある。

    また、炎症の面で、乳児湿疹が多い赤ちゃんに抗炎症作用のオメガ3の必要性があり、母親の食事により母乳に影響が出る。今は粉ミルクにもDHAなどが入っているものがあるため、粉ミルクの方が栄養面ではよいこともあるかもしれない。

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