• 予防医学士プログラム備忘録|ファスティングの注意点

    2019/05/08
  • ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
  • 一般的なファスティングのデメリット

    1. 栄養バランスが乱れる
    • 疲れやすい…鉄分、ビタミンBの不足
    • 肌荒れ…ビタミンC、タンパク質の不足
    • 貧血、冷え…鉄分、ビタミン不足
    • イライラ…ビタミンB、カルシウム、マグネシウム、アミノ酸不足
    1. 必須栄養素の極端な未摂取のリスク
    • ビタミン
    • 必須ミネラル
    • 必須アミノ酸
    • 必須脂肪酸
    1. 空腹に耐えられない
      空腹を感じるのは、血糖値が下がる時。血糖値は急上昇すると急降下する。それは、血糖値を正常に保とうと、インスリンが大量に分泌されるから。血中の血糖を下げようと、多量のインスリンが血中に投入され、必死で血中の糖を細胞へ取り込む。そのため、急激に空腹感を感じる。
    2. リバウンドの可能性がある
      適切な目標の設定、ファスティングによる効果の判定と、その後の生活改善の方法が確立されていなければ、一時的な減量が出来ても、またファスティングが必要な身体に戻ってしまう。

    酵素ドリンクの注意点

    最近では酵素ドリンクの効果の検証や危険性もちらほら見え始めた。

    そもそも、なんで酵素ドリンクというのか、不思議笑

    酵素ドリンクの注意点は以下

    • 酵素ドリンクの急激な血糖上昇リスク
      酵素ドリンクでいう酵素は食物酵素と思われるが、瓶詰めされた飲料は全て熱処理されているため、タンパク質である酵素は変性してしまうし、胃の中で分解されてしまう。また、タンパク質である酵素だが、酵素ドリンクの栄養成分表示には、タンパク質はほとんど入っていない表記。ほとんどが炭水化物=糖質。原材料にもショ糖などしっかり入ってます。

     

     

    • 酵素ドリンク代のコストが高い
      1本10,000円くらい。中身と効果を考えると、費用対効果が驚き。。。
    • 酵素ドリンクの栄養素が不明確
      ダイエットの効果とされる成分はあるも、全成分が表記されていないし、またどう考えてもビタミンやミネラルが不足している。1日の摂取量をドリンク1本で満たすことができれば、酵素ドリンクとしてではなく、スーパードリンクになっているはず。日常使いには推奨されないのも、不思議。

    タンパク質の不足が重大

    タンパク質の摂取がないため、身体に重大なダメージにもなる。タンパク質不足による症状は以下。

    • 酵素・ホルモン不足
    • 体力や免疫力が低下
    • 筋力の低下により、基礎代謝の低下
    • 血管が細くなり、脳卒中のリスクが高まる
    • 肌荒れ、髪の衰え
    • 記憶力や思考力、集中力が減退
    • 子供では成長障害に

    タンパク質は身体の構成に必要な構造の役割と、神経伝達物質やホルモンの材料となる機能的な役割があるが、いずれも生命活動には欠かすことはできない。糖質のドリンクによるファスティングでは絶対的にタンパク質が不足するため、ファスティングをしても疲れる、体調を崩すことが容易に考えられる。

Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。