• サスティナブルなものの消費と生産①

    2020/06/24
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  • レジ袋からマイバッグ

    レジ袋がどこでも有料化される。今まで、無料で提供されていたものが有料化される。場所によって2円引きなどで対応していたものが、逆になるだけなので、実質大きな変化ではない。

    それでも、有料となると値引より壁が高く感じる。コンビニなどでは無料で提供されていたため、袋代を支払うのは結構大きな効果が得られそう。

     

    レジ袋を発端に、プラスチックに関心が向くことはいいこと。必要な場合は購入すればよいので、過剰な袋の提供が減り、必要な分だけ手にすればいい。そういった考えや流れまでも広がれば、よりよいなと思う。

    フェアトレード

    大量に安く作る、もしくは手に入れることが求められ、今回のマスクのように海外を拠点にすることで、各国の交流が出来なくなった時、自分たちで作ることが難しくなってしまう。国産だと高いというのもなんか変な気がする。それはつまり人件費なのだけど、同じ仕事をしていれば、海外の人といえど、同じ人件費が支払われるべき気がする。それがフェアトレードの問題。

    同じヒトが作っているのに、土地が違えば値段が違うというのは不思議な話。

     

    今まで安く手に入れられていたものが高くなれば、それもまた抵抗が出ると思われる。ただし、それが正しい価格であればどうだろうか。家計的にも、安いに越したことはないのだけど、本来支払われるべき価格を抑え、作り手の環境が保証されないブラックな環境だとしたら、消費者としての責任もあると思う。また、値段に誘われて、過剰な消費をするよりも、必要な分だけありがたく購入した方が、商品もお金も価値は高まると思われる。

     

    フェアトレードとは異なるが、買い占めによって生産を急がせる状況にすると、生産者は通常以上に働かなくてはならない。呼吸器やマスクなど、急ピッチで生産の対応をしているけれど、今まで作っていたスピード以上を求めることで、品質の低下や労働者の負担を消費者によって強いられる。そこまで考えている人は少ないけれど、今回のコロナの影響のひとつと思う。

     

    生産者側の実情を報道する番組も少ない。「足りない」「在庫切れ」の状況より、普段以上に働かざる得なくなっている人々を報道した方が、消費者の心に届くようにも感じた。

     

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