台湾のペットボトル茶
以前台湾を旅行した時に、いたく気に入ったペットボトルのお茶。
新幹線に乗る前に、お茶でも買おうと立ち寄った駅のファミリーマートで目にしたのがこれら。
右は以前自分で買って以降、水筒がわりに使っているもの。
左は今回、友人におねだりして買ってきてもらったもの。
ついでに右の黄色いものは、向こうでは定番の歯磨き粉らしい。
その見た目通り、茶葉がそのまま入っているのです。
日本では見ない。茶葉の発酵の違いなのだろうか?だからと言って、台湾のお茶ボトルは苦味が強いとかではなく、美味しい水出し茶。
ボトルのデザインも素敵なので、水筒として役立っている。大体このボトルをテーブルに乗せると「なんですか?、それ」と聞かれることが多いので、珍しさとデザインの良さは間違いないと思われる。
他にもいくつか種類があり、
友人が買ったものはこちら。もちろん、どれも読めない笑。
お茶の販売スタイルとしても、お茶の文化というふうにも感じるし、高級感と伝統を兼ね備えた、このパッケージデザインも素敵。
日本のペットボトル茶
日本ではまさか茶葉そのままというものはない。これは飲み方なのか、茶葉の違いなのか気になるところ。
お茶は抽出の具合で味も変わるので、水出しをこのようにボトルで売る台湾の潔さもすごいなぁと、日本人的には思ってしまう。
けれど、ボトルのデザインとして、失礼ながらも台湾ボトルに惚れ惚れ。ボトルデザインの力で人の行動を刺激するなんて、デザインは面白いなぁと思う。お茶の味をイメージさせるという意味でも、重要な役割。
お茶を通じて
最近抹茶を点てる生活を続けている。お茶を通じて人との交流や人の感性を磨くといった、文化となるのはすごいなと改めて思う最近。
緑茶を買ったお店の抹茶も試しに購入するも、まだ練習用の抹茶でしかいただいていない笑。もうちょっと嗜んでから、薄茶と濃茶でじっくりいただきたい。
抹茶を味わうと、世の中の抹茶味が非常に甘いとひしひしと感じる。
戦国武将や文化人など、国や道を極める人々に欠かせなかった茶道。お茶をいただくだけにはとどまらない。
茶室までのアプローチ、掛け軸、お花、茶碗、お菓子、そして所作など、お茶をいただく過程に実に多くの所作を含んでいる。佐川美術館の茶室は素晴らしかったなぁと、お茶をいただくたびに思い起こす。
佐川美術館と佐川急便。いまだ名前の使い方のギャップが馴染めない笑。すごい企業だと感心した。
建築自体も茶室のようなアプローチで、心が清らかになるような。
茶室見学は撮影が出来ないので、見えるのはここから。茶室までは地下からアプローチしていく。水露地は素晴らしい空間だった。茶室からの目線は座った時にちょうど稲の高さくらいで、周りからは隔離された静かな佇まい。
今はまだ知識がないけれど、茶道についても見聞を広めたいなと、今になってとても興味が湧いた。
Comment