心躍らせるデザイン
タオルを検索し、長持ちでシンプルなものを探していたところ、たどり着いた「育てるタオル」。名前も気になる。
構造としては、エアーかおるのスーパーZEROと同じように見えるけれど、製造レベルでは違うのでしょう…でもふっくら具合や商品の紹介は似たような感じ(失礼)。
カンブリア宮殿で観てから、糸を作り出す努力に感動し、エアーかおるにすっかり惚れてしまい、しばらく売り切れだったけれど、その後入手して使っていた。悪くはないけれど、ややへたりも感じ、何よりデザイン・ブランディングとして気になった育てるタオルを今回購入することに。
パッケージ
1枚ずつ箱に入っている。シンプルだからこそおしゃれ。タオルが入っているとは思えないパッケージ。ギフトに最適なお姿。
なにより、今回、育てるタオルで最初に受けた衝撃は、このパッケージ。まさに、ズキュン。届いただけでウキウキ。久々にデザインの良いものでワクワクしている、自粛中の小さな幸せ。
ブランドシンボルとしての役割も、この筒型ボックスにはあるそうなので、パッケージへの情熱が感じられる。
ギフト用の手提げ袋は透明。やっぱりこのパッケージに命をかけていることがよくわかる。パッケージがしっかり見えるように透明なのでしょう。でもただの透明では終わらず、手持ちはパッケージと似たグレー、URLも白で入っている。
これをきっかけに、Instagramの別アカウントを立ち上げるきっかけにもなってしまった。。それは後ほど。
ロゴはゴシック体なのに、美しさすら感じる、素材とカラーリング。ただ、プラスチックフリーぎみな最近、気にならなくはないけど、デザインをするには、透明感も必要。悩ましい問題。
後日撮り直したぶら下げ写真。やはり手で持っている方が、モックアップのような感じでイメージもしやすい。
ロゴ。パイル感が感じられて、でも高級感もあるイメージで素敵。タオルであることも忘れない主張。このフォント感、見習いたい。
箱の次に感動したのが、このバンド。柔いゴムバンド。そして、育てるタオルの中でもいくつか展開があり、肌触りにこだわったfeel。このロゴは、よりパイル感が分かるし、可愛い。また、バンドのカラーはタオルの色になっているので、開ける前の楽しみでもある。
さらに箱の上下にも。Sは育てるのSなのだろうか。マークが多いけれど、統一感は続く。
さりげなく制作の思いも。
まー、開けても裏切らない喜び。タグも可愛らしい。feelはもう文字よりパイルにしか見えない。
グレーとホワイトで統一されているので、タオルのカラーが引き立つ。
タオルには育てるのロゴ。
もちろん、色によって刺繍まで違う。すごい!
こんなに気持ち悪がられるだろうくらい、デザインに感心してしまい、一体どなたが、と問い合わせてみると、自社で行っているとのこと。確かに、デザイン会社に依頼しても出来るかもしれないけれど、タオルの愛と情熱を感じるデザイン。ただ、失礼ながら、タオル会社でこれだけのデザイン力があるのも、びっくり。これぞ、インハウスデザイナーなのだろうか。
素晴らしいデザインに出会えて、いいきっかけになった。
また、きっかけになったのは、自分のデザインオタク気質で、ショッパーが結構多いため、Instagramアカウントを分散・整頓し始めてみた。同じものが並んでいるアカウント自体も、いいねと個人的に思っている。今後も素敵なデザインと出会えるのが楽しみ。
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