デジタル(電子)カタログにはシステムが必要
パンフレットを作成し、それをページをめくって表示できるように提示したい、というお題。めくれるような仕様にするには、多くはそういうシステムを使用するしかなく、体験版などもあるようですが、使っている人が少なくどんな感じか不明…。
こちらは、理想的で簡単そうでした。
ただ今回はそちらではなく、こちらを参考にHeyzineというサイトが、登録不要でとても簡単にできました。そのHeyzineのご紹介です。
過去にも同じようなことがあったので、今後もデジタルカタログ/電子カタログ/電子書籍/電子ブックと表現がさまざまですが、めくれるデジタル表示をするには大活躍しそうです。
Heyzineとは
サイトに日本語はありませんが、操作は簡単で、説明を読み込まなくてもできちゃいます。
なにより嬉しいのは、PDFをアップロードするだけの簡便さ。CanvaやAdobe Expressなど、ウェブシステムで作成したものではなくとも、印刷用に作成したデータでOKなので、印刷/デジタル両方に使えるのも魅力的です。
数年前の時には見つからなかったので気になり深掘りしてみるも、2022年から本格的にサービスが開始されたようで、新しめのサービスだそうです。前述のCanva公式クリエイターさんのnoteも2023年なので、日本ではまだ認知されていないようです。また、Canvaと相性がいいということですが、会社が同じというわけではなさそうでした。
HeyzineのFacebook↓(ログインしていなくても閲覧できます)
HeyzineでPDFをめくれるページにする
方法は説明するまでもなく、とても簡単です。PDFの準備とアップロードです。
01.PDFを準備する
仕上がりのPDFを用意します。
トンボがついていると流石にトンボも入ってしまうので(下図)、仕上がりのページ、ただし単ページでも見開きでもどちらもいけます。優秀です。
02.アップロード
枠内にドラッグ&ドロップ、もしくはファイルを選択します。
大まかな手順は以上です。これだけでこんな立派なページめくりが出来るとは…技術革新に感謝です。
細かな設定としては、タイトルを入れたり、ページめくりの効果を変更できます。電子ブックのようにめくるのはもちろん、ノートで角丸にしたり、硬いページをめくるような雰囲気にしたり、スライドさせたりと、目的に応じて変更できます。
ページをめくる、小気味良い音もついているので、めくるだけでも楽しいです。
03.シェアの方法
シェアの方法もさまざまで、
- URL
- メール(画像付き)
- ウェブに埋め込み(下記)
- 各種SNS
- ダウンロード(Windows用/web用?コード)
- QRコード
です。
今回は埋め込んでみました↓
登録なしだとリンクの有効期限は1週間、登録すると無期限だそうです。
無料プランだと5つまで無料で作成できます。左側にHeyzineのロゴは入りますが、参考イメージ程度に見せるなら問題ないかと。
有料プランだと消せるかもしれませんが、無料プランにも「広告なし」とは記述されていて、違うのかもしれません…。ちなみに有料プランではアクセス解析なども可能になるようです。
ポートフォリオやアルバムなど
使い勝手としては、ポートフォリオはもちろん、写真アルバムの作成にもいいかもしれません。
以前、ページをめくる動画を作りましたが、なれない作業なのでまぁ大変なことと、動画は自分のペースでめくれないので、自分で操作ができるHeyzineは大変便利です。
簡単にできるので、激推しです。
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