ハードカバーに布を施す
布張り装丁の段階になり、イメージしたものを実行するも、やってみると上手くいかないことが多々。
しかし、退職日当日、ギリギリ午前中に到着か、間に合わず後日郵送の予定だったところ、プリントパックさんと佐川さんのおかげで、当日午前10:30に到着。準備のために11:00に出発する予定だったので、ドタバタで作成することに。
時間がないけどフラット具合の確認。
素晴らしい。ハードカバーでしっかりしている。最初/最後のページだとまだ馴染んでいないせいなのか、ページの構造上のせいなのか、少し剥がれる。
折り目に沿ってめくれば大丈夫そう。扱い方に気をつけないと。
準備してカットしておいた布を貼り付けていく。まず、土台の布となるフェルトを貼り付けるも、カットしていたものが少し足らず、結局新たにカットし直す。やはり現物に合わせないと、無理があった(当たり前)。
今回のフェルトやジョーゼットのカットは、ロータリーカッターでないと切れなかったので、土壇場でもスムーズにカットが可能。
表紙の布で包んだ時、白い部分が見えないように少しはみ出すようにカット。
フェルトをボンドで貼り付けていく。ボンドは薄めずに原液をハケで伸ばすようにした(薄めたら全くくっつかなかった)。
貼り付けたら、顔となる布を配置。ピンチなどで固定。
背の部分は、先程確認した、張り付きの微妙さを活かして、背と本体を広げて入れ込んでみた。応急処置状態。一から作っていないので、出来合いの物への装丁はこういう部分が難しい。結局2回目も答えは見つからず。
2回目も同じ。正解はないと思われる。いっそ剥がして、貼り付けてもよかったのかもしれない。。。綺麗に剥がせれば、切り込みを入れずに、間違いなく綺麗に貼れたはず。
あとは端を、張りつつ貼り付けていく。柔らかい布なので、均一に貼ることが難儀。
1回目は急ぎで替えが利かないため、四隅が足りず、足し布。。ひどい。。。写真も焦りと急ぎでぶれました。
2回目の時は、たっぷり余裕を持って出来たので、問題なし。
薄布の貼り付けは、内側に両面テープでの固定が簡単で綺麗。ボンドをつける余裕がなかったというのもあるけれど、布との相性がよかったように思う。
そして見返しも両面テープで固定。(写真の時系列は異なっております。)
そして完成。
ちょっと四隅と端のシワが目立ってしまったけれど、この当日は即出発。そんなにじっくり見ないことを願い。。
1回目はマッキーでの箔押し風だったけど、雰囲気はあるし、文字は綺麗だったように思う。
2回目の印刷は、表紙を濃い目の色で印刷。最初は気づかなかったけれど、濃い目の色を印刷しておけば、はみ出しで白が出ることもない。まさに塗り足しと一緒。
大急ぎ装丁で、至らないところが多々だったけれど、なんとかイメージしていた想定のものが作れて一安心。
きつい2週間だったOTL。急いでもいいものは作れないので、ある程度準備したかったけれど、大幅な予定変更だったりで編集などに時間がかかってしまい、仕方ない結果に。
でも当日にないより、届けられてよかったことと、これを作ったことで、動画を喜んでもらえたので、努力の甲斐はあったと思いたい。動画はまた別にまとめ。はーつかれたー。
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