消耗品のソールをコスパ良く直す
購入してから1年経ったロンドン。雨の日には大変助かる靴で、踵がいよいよ、なくなってしまった。
左の足が0.5cm小さいこともあり、左の踵が早く消耗しやすい。これ以上削れると革がさらに削れてしまうので、その前に補修。取扱店:BENEXYへ修理に出そうと思うも結構お高い。踵両方の交換で3,850円。
また、それこそ、このロンドンの購入時にBENEXYのトラウマがあり、非常に抵抗があることと、修理に出すと数ヶ月不在となるのも困りもの。
お値段は、ソールの全面交換をするので仕方がないと思うけれど、踵って結構摩耗する。どんなに対策をしても、逃れられない費用となる。3回交換したら1足分。。なんとかならないのだろうかと考える。
検索していると自力で修理されている情報が結構ある。色々拝見し、
- 自分でも出来そう
- 面倒くさくなさそう
- メンテナンスしやすそう
な方法を選択。
今回は踵のソールの補修。こちらを参考に、シューグーという補修・接着剤で試してみた。
ロンドンのソールの修理
今回はロンドンのソール。この修理を習得すれば、他の靴でも出来るので、楽しみ。
接着剤の色はナチュラル:無色にしてみたものの、結論、白にすればよかった。ちょっと後悔。
まず塗る部分を確認。元々ロンドンのヒールはひらひらしている。
カッターで削って露出。右はまだいけそうなので、今回は初めてということもあり左のみ補修。
先程のサイトを参考に、土手を作る。今回、何も考えずにそこらにあった厚紙をしようしたけれど、プラスチックのものを推奨します。
シューグーにはヤスリとヘラの2本があるので便利。ヤスリは使いませんでした。
ニュッと出すと、割と固まった感じで透明に見える。
薄めに塗った方が乾きが早い・作業が早いと、先程のサイトで学び、薄く塗る。接着剤なので粘性はある。
2mmくらいで半日。塗るだけなので簡単。
いずれ平らになるように少しずつ塗る。一日一回塗るだけ。
踵の削れた部分は、アドカラーで補色。これはボストンの補色で使用したもの。
数日繰り返し、必要な高さになったので剥がしてみる。厚紙がシューグーにくっつき、失敗。水で濡らして剥がします。
仕上がりはこんな感じに。白い部分は気泡が入った模様。ナチュラル:無色はちょっとゴムっぽい色。
白い方が良かったけど、どうせ汚れるだろうし、今はそんなに気にしていない。今後は、白いソールと黒いソールの靴しかないので、白と黒を買おうかなぁ。毎回色を混ぜるのは手間。
ソールの部分が汚くて補修した部分が目立つので、歯ブラシを水につけて擦って綺麗にした。割と水だけで綺麗になる。ロンドンのソールはスポンジ状のソールで、ボストンとは違った材質のよう。
実際履いてみても、特別違和感がない、というより踵が戻ったので良かった。
面倒くさがりとしても、そんなに手間に感じなかったので、今後踵のケアはシューグーでよい感じがする。
長期的な結果として、これが削れるのか、剥がれてしまうのかはさらに使用して検証したい。
ちなみに、以前交換したスタンスミスの踵。修理を依頼して後悔。
一般的な治し方だと思うけど、なんというか乱暴な感じで、剥がれる心配もある。柄も違うし。。切れ目が地獄の入口のような闇を感じる。。。
今回の直し方で、削れて継ぎ足す方が、馴染みやすいし、コストも100円以下(それ以下?)と抑えられるので、今後は自分で修理しよう。
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