ボストンのコルクの補修
病院時代から履いていたボストン。
2018年に購入、車椅子に轢かれたり、角にぶつかったりと足を守ってくれた。今はデスクワークの平和な環境で穏やかに履くことが出来ている。
ただ、どうも自分のデスク周りに茶色いぼろぼろしたものが、、とよく見るとコルクの破片。踵を見るとコルクがなくなっていたのでした。
そこで、先日のロンドンの補修に続き、修理に出そうか調べてみると、こちらの場合はさらにお値段がアップ。
コルクの欠け・割れはフットベッドの交換となり、両足9,350円。こちらのボストンはメルカリで6,500円だったので、お高いメンテナンス代。またこのタイプのボストンは今販売されてないようなので、新品の似たタイプは更にお高い位置に。
メンテナンスを出しても、つま先はそこまで綺麗に保てていないし、所詮会社で履くだけなので、抵抗がある。そして、BENEXYというトラウマが再び。
ということで、こちらも先人の知恵を参考に自分で修理することに。
コルク部分はボンドでいけるものだと分かり、それならあるもので出来る。ということで、欠けたコルクはコルク粘土で追加して、ボンドで塗り固める方法を実践。
コルク粘土と木工用ボンドでビルケンの踵を直してみる
ダイソーさんでありました。新たにコルクを削らず、粘土で扱いやすく、乾燥すれば固まる、まさにコルク修理に適した商品。
ネットでもダイソーさんが買えるようになったのかと感心。。
修繕前はこのような具合。右に荷重しやすいのか、右の方が沈んでいる。
よく気づかずに履いていたものだ。。
早速コルク粘土を詰め込む。盛りすぎないよう少しずつ。割と簡単に、少量で終了。
めちゃくちゃ簡単。1日乾燥させてみる。
乾燥するとこのように。元々の部分は乾燥しまくって薄い色。追加したコルク粘土は少し赤みがあるくらいも、全然問題なし。
木工用ボンドで周りをコーティング。粘土だけだと欠けそうで心配だったので薄く塗ってみる。ついでに粘土以外の部分にも。
BENEXYの修理メニューにある、コルクケアも同じような塗料に見える。
白くなっても乾燥すれば透明になるので問題なし。踵全体をコーティング。
2時間後には透明に。
いいんじゃないでしょうか。個人的には大満足。ボンドコーティングで元々の部分も少し潤ったような感じ。
Before/After
よい!実際履いてみても問題ない、というか踵が戻った感じ(ソール修理と同じ感想)。
今回のコストは、コルク粘土少量なので、トータルで100円もかからず出来てしまった。。。
手間も、粘土をつけて、ボンドを塗るだけであとは放置。なんと簡単!
これを習得できたことで、他のビルケンサンダルにも応用ができるので、修理でお預けせずとも、2日程度で修理できる。嬉しい技術。
今回のボストンは室内しか履いていないため、ソールの削れがほとんどなし。
ビルケンの消耗しやすい部分はソールとコルクと思われるので、この2つを自分で修復できれば長きにわたって愛用できて非常に嬉しい。しかもびっくりするコスパ。
大事に使っていきたい。
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