• 予防医学士プログラム備忘録|代謝と燃焼

    2019/05/08
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  • エネルギー代謝とは

    1. 基礎代謝
      生きていくために必要な、最低限必要なエネルギー代謝。心臓が動き、呼吸をし、体温を維持することに必要。基礎代謝はエネルギー代謝のうち、60%を占めている。そのうち、肝臓が27%、脳が19%、筋肉が18%となっている。
    2. 睡眠代謝
      睡眠時のエネルギー代謝は、平均すると基礎代謝の90%に低下する。
    3. 労作時の代謝
      運動などにより臓器の活動が亢進し、機械エネルギー、電気エネルギーが発生すること。エネルギー代謝のうち、20%を占めている。
    4. 食事誘発性熱産生|DIT:Diet Induced Thermogenesis
      食事と、一過性にエネルギー代謝が亢進する。摂取された栄養素によっても異なるが、エネルギー代謝のうち10%を占める。

     

    metabolism

    metabolism

     

    基礎代謝のうち、増やすことのできる唯一のものは筋肉なので、代謝を向上したければ筋肉をつける必要がある。

    労作では、身体活動によるもので、いわゆる運動と、生活活動|NEAT:Non Exercise Activity Thermogenesisという、意識的な運動ではなく、階段を登る、家事を行うなどの身体の運動をいう。

    食事誘発性熱産生は、栄養素を代謝するために発生する代謝量。栄養素により異なり、摂取したエネルギーのうち、タンパク質では30%、糖質は6%、脂質は4%がDITに消費される。

    新陳代謝とは

    細胞の生まれ変わりの過程。1日5000億個(以上?)の細胞が入れ替わっている。
    よく耳にするのは、美容的観点で、肌のターンオーバーは1ヶ月というものと同じ。
    予防医学的観点で重要な、腸については、腸の微絨毛は1日で入れ替わる。

    燃焼

    代謝は基本的な活動や運動、食事により活動し、さらに脂肪や糖をエネルギーとして燃焼するために、必要な栄養素がある。

    体内のエネルギー産生工場はミトコンドリアにあり、そこで主にグルコース(糖質)を酸素を用いて変換し、ATPを作り出す。

    そのミトコンドリアへ、効率よく糖質や脂肪をミトコンドリアへ運ぶ栄養素が活躍する。

    1. L-カルニチン|脂肪のミトコンドリアへ運ぶ
    2. αリポ酸|糖質をミトコンドリアへ運ぶ
    3. コエンザイムQ10|ミトコンドリアの中で燃焼のサポート
    4. ビタミンB群|糖質、脂質、タンパク質の代謝をサポート

     

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