ファスティング
ファスティングを開始・終了して4ヶ月が経った。
今回行ったファスティングは、世で言われる断食と違い、まったく食べないというのではなく、実質3日間をプロテインなどの必要な栄養素を流動物で摂取する、栄養の面をしっかり考えられたプログラム。
はじめはサプリメントやプロテインなどだけで、「お腹が空きそう」「健康によくなさそう」「意識高い系の人」「ストイックな人」のイメージでネガティブでしたが、きっかけとなったのは、栄養を勉強している人が「一生で一回でいいんですよ!」と言った一言。
紹介している人の熱意と、栄養について自分が興味があった事、科学的に必要な栄養素について知る機会を得て、「やってみよう」とタイミングが合ったので決意。目的としては、疲れずにパフォーマンスを上げるため/体質改善が中心だった(ダイエットにあまり興味なし)。
1週間後
結果から、データ的には
- 体重が2.1Kg減
- 2.1Kgのうち1.6Kgが体脂肪量
- 0.5Kgが筋肉
体組成のタンパク質は0.2Kg増となっているため、一時的に筋肉が減少しても再合成する準備が整っている状態、とのこと。
感想
- 1週間のプログラムなので、予定が入らないよう死守したスケジュールが必要。
- 3日間飲むことがメインなので、噛むことがないことが気になる。
それ以外、空腹は感じず、特に辛いことは個人的にはなかった。
また、励ます人=一緒に行った人もいたのが心強かった。
現在も栄養が巡りやすいため、お酒が回りやすく、自然とお酒の量がセーブされた。
効果
その後の経過は、1ヶ月ごとに体組成と栄養状態・肌の状態のチェックを行い、生活に合わせたサプリメントを相談して摂取するという流れで、今のところリバウンドはしておらず、少しずつ脂肪は落ち、タンパク質は維持した身体で、風邪もひかず、パフォーマンスは上がった気がする。
「一生で一回」
個人的には、食=栄養のためのターニングポイントを得るということなのかな、と理解した。
また、きっかけとなったことで、栄養に対する不安…例えば、外食で「野菜摂らなきゃ」とか、「栄養が偏っている」ということを気にはするものの、対処方法や考え方を得たことで、不安はなく、より美味しく、食に対して貪欲になった気する。特に制限があるわけではないので、外食やお酒を飲んだりした、普通の生活を送っている。
振り返ってみると、ちょいおデブだったと、今だから思うのですが、当時に思わなかったことが少々恐ろしい…。
不妊症
今回長々と書いた中で、栄養面を考えるきっかけとしてお勧めしたいのは、不妊症に悩まれている方々。
独身貴族の身分で言えたものではないけれど、不妊治療でうまくいかなかった方々が、栄養サポートを得て多くの方が成功されたとのこと。
不妊治療について、さっくり調べて見たものの、心身・夫婦・経済面にストレスのあるものだと知った。
治療とは反対に、栄養面を見直す努力で成功するならば、精神的にも経済的にも、良い考え方なのではないかと思った。
また、生まれてくる赤ちゃんのためにも、必要な栄養素を補えるため、何よりだと思う。
サプリメントとプロテインの壁
サプリメントとプロテインという、薬っぽいイメージや、体に良くなさそうなもの、効果が感じられにくいものへの印象の悪さは、一般的にあるものだと自身は認識している。そういうものを勧めると、「偏ってる」「体に悪そう」「バランスよく食べなくちゃ」「ネットワークビジネス」のイメージから怪しさも感じる。そういうものが多いのもよく分かる(過去に経験済み)。
ただ、便利な物に溢れて忙しくなったご時世の生活スタイルで、食べているものだけで栄養が補われているのかというと、知ってみると足りないことが多く、ちょっとショックだった。頼らなくてはいけないわけではないけれど、足りていないことを知ると、血となり骨となる【食】について不安になるもの。
しかし、今「問題なく生きている」ため注意が向けにくく、栄養のためにそこまでする必要があるのか、など、きちんと理解できないと、モチベーションを維持することは、簡単ではないということもわかる。
なので、ちょっとした刺激として、頭の隅に残ってさえもらえれば、いつか気になる日が来るといいなぁと思い、長々と残しておきます。
最後に
ちょっと太ってきた/疲れやすい/アトピー/便秘など、ちょっとした不調を感じた時に、栄養面を考えてみる世の中になりつつあると思います。正しい理解とともに、健やかな生活を。健康で楽しい生活を過ごせるのが、自分だけでなく、まずは身近な方々へ広まれば幸いです。
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