• 言葉②

    2020/03/23
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  • 情報習慣病

    独り言の続き。

    独り言は自分の脳内の創造や整頓に役立つというもの。それはつまり、アウトプット。けれど、最近はSNSなどでインプットが多くなっていることを、岡ノ谷先生は危惧していると。

     

    現代人のSNSに費やす時間が多いのは確かで、そこまでインプットをしていれば、感性も高まるんじゃないかと感心しているけれど、そうではないようだ。例えば、映える写真をたくさん見れば、目は肥えるんじゃないか、と思うけれど、それを創造するよう使わないと、ある能力も活かされないのかもしれない。

     

    それってもったいないなと思う。せっかく磨かれた感性をアウトプットすることで、さらに誰かの感性を刺激したりと、いい波が広がっていけば、さらに素敵な世の中になりそうだとも思う。

     

    そう言ったアウトプット、クリエイティブの時間が少なくなり、砂糖や脂のように情報をため込む習慣から逃れられない状態に「情報習慣病」と名付けたそうだ。なるほど。

    情報の取り扱い

    情報化社会なので、情報の管理は以前より厳しくなった今。

    個人情報など機密事項はもちろん、厳重に管理されるべきだけれど、日常に知るべき情報というのは、日々最速に価値を見出しがちな今。スピードは、確かに価値ある判断の一つだと思うけれど、スピードは正確性に欠けることもある。

     

    そして、スピードに群がりがちなイマドキ、その最速の情報に飛びついり噛み付いたりし、その情報の価値を人々が変えていくといった環境。正確性というより、話題性、刺激を求めているようにも思う。

     

    各々が情報について、よく考慮していくようになるといいけれど、しばらくはそういう風にはならないだろう。

    最近では、新聞でさえも同じ情報しか掲載されていないので、知るべき情報というのが見えなくなっている。コロナの影響で、経済がストップしてしまったり、動きがないということもあるけれど、日常に起こっている出来事や、考えるべきことというのはたくさんあるわけで、特にこんな時へうだからこそ、じっくり向き合うべきこともあるんじゃないかと思う。

     

    自分が世の中の情報を得て、それについて考えたり、自分の事に置き換えてみたり、表現してみたりして、個人個人が情報処理能力を高めていければ、もっと違った世界になるようにも感じる。人と争ったり、人の意見を批判したりするのではなく、一つのことに対してイマの人の知恵を積み重ねていければいいのに、と思う。

    独りの時間

    「独りの時間が欲しい」とよく聞くけれど、結構大事なことだとも思った、今回のネタ。

    自分の頭で処理できるスピードや量は人によって違うけれど、自分で情報を処理する時間というのは、人が心を落ち着かせたり、選択をしたりと、生きていく上で必要な時間だと思う。

     

    自分自身も、ブログだったり、その他の時間に考えていることが多いので、割と考えをまとめることが好き、というより習慣になり、それがないと決断や行動が出来なかったりする。

     

    一方、独りでいることが苦手、という人もいる。人と接していることで、インプットしていないと落ち着かないとか、自分の頭の中だけでは考えられないとか。言葉を手に入れたヒトにおいて、自分の脳で処理する方法が「言葉」なので、自分である程度考える時間を持つ方がいいのかもしれない。

     

     

    今回のヘウレーカを見て、よりスマホに振り回されず、自分の必要な情報を吟味しようと、改めて考えさせられた。

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