スタンスミスの紐靴を購入して
以前はベルクロタイプを履いていたが、ベルクロの装着は簡単で良かったものの、甲の固定が3つしかない分、足を蹴り出す時のシワが細かく入りにくいため、足の運びに少し違和感があった。
そのため、今回は紐のタイプを選択。また、ベルクロの時に気になっていたのは、タン(ベロ)がずれて直せなかったこと。気付いた時には癖がついてしまい、なんだか残念な靴に見えてすごーく気になっていた。
今回新調し、大事に使いたいことと、ベロと向き合うため、結び方を検索。
世にある靴紐でベロを固定する方法はイメージと違い、
- 接着剤で固定する→靴紐が取れなくなるんじゃないか…?
- 穴を空ける→選択肢としてない
- 諦める→諦めたくない
と、いろいろ。他にも海外も含めて色々な動画があったけれど、見栄えがいかにもだったので、今回の結び方は、自分の中ではベストだったと思っています。
ベストな結び方は、紐の通し方を工夫する
こちらが結果。
個人的に見栄えも機能も満足。見る人によっては気になるかもしれないけれど、個人的にはそんなに目立たないし、固定してくれればOK。
結び方
結び方を探している方のお役に立てれば幸いです。
- 準備|この結び方のポイントは、シューレースホール(色々な名称があり、つまりベロの穴)に1周巻きつけて固定すること。
そのため、結び始めの段階で、左右の長さを少しずらします(長い方を巻きつける)。巻きつけると言っても1〜2cmくらいなので、最初の左右の長さは気にしなくてOKです。
また、写真では履いていませんが、履きながら結んだ方が、フィット感などの調整がしやすいと思います。 - 通す|まずは好みの結び方で、シューレースホールまで通します。紐の上下と向きも綺麗に揃えたい方は、交互ではなく、片方の紐を先に通した方が分かりやすいです。詳細は後述します。
- 固定|固定するために、1周回す。ポイントはこれだけ。こだわる派の方は、どちらの紐が上に来るかまで気になると思うので、下の解説の写真をご覧ください。
<解説>今回の結び方の場合、紐は穴を1つ飛ばしてジグザグに、上から入れていきます。4つ目の穴に入れた後、紐をぐるっと巻きつけるので、つまりは遡って2つ目の穴に通した紐のどちらを上・下にするかで向きが決まります。巻きつける紐を先に通してしまった方が、迷わず出来るかと思います。ちなみに、レースホールの上をまたぐと、見栄えはよくないので、下から通すことをお勧めします。表で二重になり、隠しきれない感じに…
- 完成!
少しずらすとこんな感じ。
遠目では分からないくらい。
うまく重なっていれば、ほとんど気にならないと思います。少しずれてもこれくらい(下図)。
あとは個人の許容次第。
比較
買ったままの状態と比べて見ると、よく分かります。自分でも、靴紐はそこまで気にしたことはなかったけれど、一目瞭然。んー、美しい。(左が購入時のまま、右が今回の結び方)
着用してみた
半日ほど歩いてみて、おぉ!ずれない。歩き方もあるのか、やや外側へずれるも、紐で調整もできるので、自分では満足。
その後の経過
ややずれてることがあっても、そこそこ許せる範囲のなので、いいかなと思います(個人の感想です)。
定番の形だからこそ、長く愛用できるので、見た目も機能も美しく保ちたいと思います。→最初にこの記事を書いて2年経過したのが、追加した動画と明るい方の写真。少々汚れやくすみもありますが、1年のうち6割ほど履いていても、変なクセもつかずに保てております。
自分のメモも兼ねて、結び方の動画も作ってみました。よろしければご覧ください。
快適な足下を!
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