• やよいの青色申告とマネーフォワードクラウドを比べてMFにしました。

    2022/03/23
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  • 会計ソフトはまず体験

    今回はやよいの青色申告オンライン(以下やよい)と、マネーフォワード クラウド(以下MF)試してから決定するまでに気づいた点をまとめました。

    会計ソフトを選ぶ時、どう選べばいいかは悩ましい…。比較したサイトも、人によって使いやすさが異なるため、自分で試してみるしかない…。主要な会計ソフトは、

    • Freee
    • やよいの青色申告オンライン
    • マネーフォワードクラウド

    がよく見かけるもの。

     

    すでにサービスの使い方や比較サイトはたくさんあるので、細かな操作性や自分なりに気づいたこと、また、後で自分が「なんで選んだだっけ?」とならないようにするための備忘録です。

    お試しすることが出来るのはやよいとMF

    まず初めに選んだのは、やよいの青色申告。こちらは1年間も無料で使うことができるので、じっくり試せてオススメです。

    確定申告直前まで使って、いざ、という時にやよいでは出来ないことがあったため、急遽MFも試すことになってしまいました。こちらも1ヶ月お試しが出来るので、安心です。

     

    ちなみに、Freeeを選ばなかったのは、断然使いやすそうでデザインも素敵ですが、簡単すぎて内容が分からないことが気になってしまうため。帳簿について調べながら、かつ何をやっているかも理解できるよう、やよい・MFにしました。

    Freeeと他2社は結構違いがあるそうで、Freeeと相性がいい人は使いやすいよう。開業届の時に使ってみたものの、確かに簡単だけど何がどうなって作成されたかよく分からず、消化不良でした。

     

    【参考サイト】

    やよいとMFの細かな比較

    1.日付関係

    今回は確定申告の時期、2021年を確認することが多く、そんな時、やよいは毎度期間を設定する必要があり、結構面倒臭かったです。(表示年度は設定出来たっぽいですが、ホーム画面で設定?と、パッと見では分かりませんでした。。)

    MFは操作する年が固定されているので、年が動くことはなく、表示年を変更しなくて良いので快適。変更する時も、矢印で移動が出来るのでスムーズです。

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    また、やよいの表示順序は新しい順になり、上が新しい・下が古い。MFはその逆でした。

    これは好みなので、さほど問題ないかもしれませんが、個人的には上から下がっていく、古い順の方が好みでした。

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    2.データの検索

    期末の残高の確認で、合わない原因を探るために仕分けを検索したい時、やよいでは借方・貸方ごとの勘定科目で検索が出来ません。MFはそれぞれで検索が出来るので、帳簿確認には便利でした。(機能としては結構重要な気がします。)

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    3.e-Taxとの連携

    PCで作成することが多いと思われますが、PCならPC(会計ソフト内)でそのまま行きたいところ。やよいはそのまま送信、またはe-Tax用データの保存・印刷の各種選択が可能です。

    MFはスマホ・e-Tax用データの保存・印刷となり、会計ソフト内でそのまま進められないのが少し不便な気がします。

    今回はふるさと納税の受領書の件でe-Taxを使ったので、e-Taxデータでも苦ではなかったのですが、PCのまま申告できた方が便利かなと思います。今回はやよいのモジュールも、MFのスマホも使わなかったので、どれくらいスムーズかはわかりませんが、送るだけっぽいのでどちらも簡単そうです。

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    4.ふるさと納税などの添付書類省略の対応

    e-Taxにデータを送信し、内容を確認するため、ダウンロードして比較してみたところ、e-Taxソフトの形式とMFはほぼ同じでした。やよいに関しては、保険控除やふるさと納税などに対応していないので、不足しているところがあるのは、現段階では仕方がないでしょう。(そのため、郵送かe-Taxソフトを利用することになります。)

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    今回大きい違いを感じたのは、ふるさと納税などの省略出来る対応に、会計ソフトが対応するスピード。いまだに、やよいではふるさと納税などの省略書類や手続きの簡素化に対応していないので、人によってはふるさと納税の書類だけ郵送する必要があるということ。電子申請なのに、郵送とは、びっくりでした。

     

    Freee、MFは順次対応しており、新しい手続きが可能。

    最終的にe-Taxソフトを使えば、書類の郵送はせず済むのですが、e-Taxソフトは電子署名のセットアップも必要なのでちょっと一手間。一度セットアップしてしまえば、今後も楽なのですが、ハードルが高く感じてしまう人には、FreeeやMFの方がやはり簡単でおすすめです。

    5.確定申告の手順

    確定申告書の作成も結構違いました。やよいはステップを順々に進められ、チェックをしていけばOKなので、漏れが少なく安心です。一方、MFは必要な項目を自分で入力するタイプなので、入力漏れなどの確認はしにくいかもしれません。

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    6.デザインとスピード

    これも大きなポイントで、見た目がもう違う。機能が使えれば、安いし十分かと思っていたのですが、やはり操作性にも違いが出るので気になりました。

    メニューへのアクセスのしやすさ、反応速度などを見ても、やよいはもっさりしている感じです。

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    安くて十分…と言い聞かせていたものの、やはり気になって仕方がないことと、修正したのに反映されないということが多々あったため、小さな点でも気になることが多いと精神的によくなかったです。

     

    入力方法はやよいは2つ、MFは4つあるので、入力しやすい方法を選べるのもお好み。シンプルなら少なくていいし、取引などさまざまな場面で使い分けたい場合は多いといいかもしれません。

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    さらに、やよいは付箋機能があり、MFではタグがつけられます。

    やよいの付箋は、5色のみで、視覚的にパッと分かっていいのですが、付箋は5色までという数が使いにかったです。増やせれば気にせず色々設定できそうですが、5色までとなると、何にどう分けるとベストか使い倒せませんでした。

    タグでは、アイコンは全て一緒なのでぱっと見では分かりませんが、仕分けは無限なので、好きなように設定が可能です。

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    やよいの付箋では、売掛金の入金について使ってみました(未入金は紫、入金済みは黄色といった感じで)。ただ、タグの色を適宜変更しなくてはいけないので、少々手間に感じました。

    MFは「未実現」というチェックが入れられるので、タグなどをつけなくても分類できます。また、後日入金時は「実現」をクリックするなので、チェックも簡単です。

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    参考サイトでも「機能にそこまでお金をかける必要があるか?」というのを見て、納得していたものの、やっぱり気になりました。年間800円の違いなので、どう考えるかは人それぞれ。

    7.独自の機能

    やよいでは仕分け例が豊富にあるので、場面を選択すると適切な帳簿を表示してくれます。これは便利でした。これだけ使いたい場合、無料プランで継続出来るようなので、それもありかなと思ったくらいです。

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    また、振込手数料を設定できるのですが、借方に自動で入力してくれるものの、個人的には最後の確認で、借方の金額が妙なことになり、少し混乱しました。環境や設定次第で、使い慣れれば便利かもしれません。

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    以上、細かい部分の比較でした。

    どちらも基本的には簡単に帳簿がつけられる便利なソフトなので、操作の細かな点を体験して最終的に決めることになるかと思います。自分の使い勝手が良いソフトの方が、スムーズに管理が出来るので、価格的に近いやよいとMFはじっくりお試しして、スマートな帳簿付けが出来ますように。

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