ZINEの作り直し
学校で作成しただけだったものを、公開するにあたり、サイトの会社にお伺い。
お送りするためと、また少し修正するために作り直した。
InDesinでの印刷
①綴じ方は基本右綴じ
今回の記事で気づいたけれど、自作のZINEは左綴じだった…のは、文章が横書きだったことと、写真が見やすいのは右側だと思っていたから。浴衣で和綴じと、そこまで和風なのに、綴じ方は洋風という、ややギクシャクした内容に…。
基本は右綴じです。和綴じを作ったことがないので、混乱したけれど、面付けはこんな感じに。見開きの和綴じに違和感。
右綴じで設定すると、
ブックレットを印刷−見開き(連続)にすると、こんな感じで右綴じのレイアウトになる。。
真ん中で山折りの袋綴じなので、面付けは見開きと異なる。それを意識して制作しなければならない。見開きではなく、頁ごとに制作すれば気にならないかもしれないけれど、各頁ごとにガイドを制作するのも手間かなぁと、いずれにせよやっていないので不明。
今回のような左綴じは「左綴じ」設定。基本的にそういう選択はしないと思うので、自分の備忘録として…。
左綴じ和綴じにしたい場合は、左綴じに。あとは同じく、
プレビューでこのように、左の和綴じになる。
振り返って見てみると、面付けは同じで、綴じ方を右か左かにするだけの違い。結局、袋綴じは面付が左右逆ということ。
②印刷はブックレット
「ブックレットをプリント」から、「ブックレットの形式」を〔見開き−連続〕に変更すればOK。
③PDFはPSファイルへ
PDFにしたい場合は、「ブックレットをプリント」の中のメニューでプリンターを「PostScript®ファイル」に変更して保存。DistillerでPDFにする。その流れはこちらに。
和綴じの復習
和綴じをする機会は滅多にないので、毎度の如くこちらを参考にさせていただく。
http://www.washi.biz/index.php?和綴じの方法・手順
麻の葉と康熙綴じで。今回も刺繍糸を3本どり。6本だと、冊子の大きさに合わないようなので少なめで。そもそも、なぜ刺繍糸を選択したのか、覚えていない。
和綴じ=日本と思っていたけれど、康熙帝から康熙綴じと言われているゆえ、中国から伝来したものが基本なのかもしれない。漢字にしても。
最後は間違えたのか、道順を一部変更して綴じる。基本に慣れれば応用も簡単。
なんとか出来ました。覚えられる気がしない。
前回と比べて、修正したところを以下に。
前回はA4に印刷し、そのまま製本していたので紙をカットしない方法だった。ただ、インクジェットゆえ余白が出来ていたのが気になり、今回はトンボをつけて作成。基本自宅のインクジェットプリンターなので、サイズダウン。
余白がなくなった分、ツメのような状態に。結果としては、探しやすくなるかな、とポジティブに捉える。
また、表紙・裏表紙は袋綴じになっていなかったので、補強という意味で修正。本来は紙を変えるべきだけれど、印刷なので同じ紙で。
インクジェットならではのページ周りの余白。それはそれでいいような気もする。
また、帯を変えられる切り込みが、上図の下のようにいい加減なカットだったので、写真の枠に合わせてカットし直した。
印刷会社での和綴じ製本
恐らく、InDesinで和綴じにする人なんて、マニアックな方しかいないと思われるけれど、経験がお役に立てると幸いです。実際、印刷所で扱っているところはあるのだろうか?と思い調べてみると、思ったよりある。
同人誌など、今需要は高いかもしれない。
https://kochiseihon.com/corp/和本(和綴じ製本)/
機械で製本するのかな、と思ってみるとどうも手作業っぽく、機械は穴あけくらいしか見当たらない。手間ひまのかかる価値のある製本。
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