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先日の体験を振り返り、単純に「なんで頭が痛いだけで吐き気を催すのだろう？」ということ。

食べた、食べていないに関わらず、なぜ食欲や嘔気にまで影響するのか不思議になった。

頭痛は血管の拡張によって、三叉神経を刺激し、痛みを感じると言われている。その原因となるのが、セロトニンという神経伝達物質。

セロトニンの過剰分泌により血管が収縮、その反動でセロトニンが不足したときに、その血管が拡張。それを防ぐために、セロトニンに代わって、セロトニン受容体へ働きかける。

セロトニン1Bに作用して血管を収縮させ、セロトニン1Dに作用して炎症を鎮めるとも。それは鍵穴にはまるから、との記述があるので、受容体に作用する＝受容しないようにする、という理解で良さそう。

飲むタイミングも、痛くなる前でもなく、痛くなって胃の働きが弱まってからでもなく、痛くなったらすぐ。

確かに、痛くなる前は「いけるかな」と思い飲まないし、もうちょっとと粘ると気持ち悪くて飲めないし、効果が出ないのは、実感。

部位は明らかになっていないらしいが、主に延髄にある中枢が、あらゆるルートからの刺激によって吐き気・嘔吐が引き起こされるらしい。

今回の頭痛については、血管拡張による刺激によることと、引き金物質にセロトニン受容体が関与していることが関係あるらしい。

痛みが強くなってから引き起こされるのを考えても、血管拡張による刺激と、刺激物質の何らかの影響と思われる。

少なくとも、ここまで酷くしないで、早く服用するか寝るしかない。

調べついでに、赤ワインと頭痛の関係で、ワインに含まれるヒスタミンは血管を拡張させ、頭痛を引き起こすとのことで、特にフランスワインはヒスタミン含有量が多いと知る。赤ワインで二日酔いはそれもあったのかもしれない。

偏頭痛と吐き気