修理してもらえず自分でチェック
シュレッダーを探せど探せど、とにかく気に入ったものがない。そこに時間を割くのも嫌になり、いっそ修理した方がいいのでは?と分解を試みる。どうせ、ゴミになるのだから、納得いくまで。
ただ、シュレッダーは刃物なので、十分に気をつけて、自己責任で。こういうとき、ストイックなのかオタクなのか、自分でもよくわからなくなる笑
SECUMOのシュレッダー。2011年の東日本大震災で落下してゴミ箱が収まらない状態でも、シュレッダーの稼働は問題なく使えていた。それから8年たち、ついに紙を飲み込めず、動くには動くが、裁断できなくなってしまった。非常に残念。
原因はモーター
原因は以前から気になっていた、一つの刃が回転せずひっかかる音がすること。モーターのあたりで何かが起こっていると思われる。結論からすれば、そういう部品が壊れているから正常に動かないため、部品がないから修理はできませんよ、と会社の人も教えてくれたのでしょう。
でも気になるので実行。
分解開始
デザインがよい家電は、ネジの隠し方がすごい笑
裏のクッションを外して、奥深くにネジがひっそり。深いのでドライバーが回しにくく、最初から辛い。
電子部品のみ外す。
さらにカバーと分ける。べっとり油が付いているのも怪しい…。裁断した紙が茶色かったのはこのせい。
ようやくモーターを露出。このカバーを開けるのが、ネジが固すぎて断念しそうになった。
モーターって、プラスチックなんですね。軽量化なのか、コストなのか、そういうものなのか、削れるんじゃないかとすぐに思う。よく見ると、削れているところと、そうでないところがあるので、シュレッダーに負担をかけないためにも、限度枚数は守らないとダメなんだな、と実感。
左上の歯車に破片がひっかかっている。モーターを動かして除去。
でも一方の刃はまだ回らず。主軸を覗くと、欠けている!
ピント合ってませんが…歯車の歯がもう削れているし、欠けていた。欠けていたところは一応つけてみるも、これだけ削れてしまったら、噛み合わないもんね、と納得。一応清掃して、戻す。
分解してその後
結局症状は変わらず。やはり歯が噛み合わないがために、一方の歯が回っていなかったのだろうと自己診断。部品もないということなので、さすがに断念し、新しいものを購入することに。
分解して思ったのは、
- 使い方は正しく
- 無理に入れると歯車の歯に負担がかかる
- シュレッダーの重さはモーターの重さ
ということがよくわかった。とにかく、モーターが重くてびっくり。あれだけ強力にカットするのだから、すごいなぁと技術にも感心。文具王の高畑さんも言っていたが、分解することで技術の進化や美しさが分かる、というのがよくわかった。
諦めがついたので、次に進める。
とても参考になりますSGDsとは何か!!
修理して使うですね。