• コットンたわし制作経緯

    2020/05/03
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  • 家で最も海に近い排水口

    プラスチックの環境問題を気にし始めてから、ふと目にしたスポンジもプラスチックだと気づきました。そこから、家から海へつながる道で、一番近いのは排水口だと思いました。

    そこで、まず使用しているスポンジをまず替えてみようと思い、作り始めました。

    マイクロプラスチックとは

    5mm以下のサイズをマイクロプラスチック片と定義されているようです。また、2016年1月のダボス会議で、この状況のままでは、2050年にはマイクロプラスチックの量が魚の量を超過するという試算が報告されました。

    スポンジをエコなものへ

    プラスチックフリー生活の記事はいくつかあり、参考にしていると、コットンの糸で作るたわしに興味が湧いたので作ることにしました。作ってみたい、ということと、お裾分けをしながらエコも推進できるかと思い試作しました。

    デザイン

    Cotton scrubber11

    試作を繰り返し、サイズや厚さなどを検討しました。

    最初は四角で編んでいましたが、四角は手からはみ出る部分があったり、干した時の形が残念になってしまったので、丸い形にすることで、指に馴染みやすい形になったかと思います。

    また、吊り下げ用の輪っかを丸から外して編んでいましたが、ちょっとした突起から水が飛び散るため、飛び出ないよう収めました。コースターとしても使えてしまいそうです。

    Cotton scrubber17

    サイズ

    小さいサイズは可愛らしく、最小限のサイズで乾きやすいと思っていましたが、小さすぎました。指先だけで洗うような感覚のため、効率も悪かったです。

    Cotton scrubber8

    そこで、洗う動作を分析し、人の手指全体が覆えるサイズに変更しました。

    Cotton scrubber9

    掌は洗う動作の時に使用しないので、指が覆えるサイズが実際にも使いやすいと思い、大きめのサイズへ変更しました。

    Cotton scrubber10

    小さい方が見た目としてはいいけれど、今は使いやすさが優先されるので、左の大きさに決定。

    厚み

    泡立たせる意識があったので、糸を2本どりで作ってみたり、ふんわり編んでみたりしました。

    Cotton scrubber4

    基本的にコットンたわしは泡立てるものではないことと、密に編み込まれていないと隙間が開いて洗いにくいため、1本で薄く、密のある編み方にしました。

    素材

    コットン100%の糸なので、プラスチック軽減はもちろんですが、洗濯することが出来る点がスポンジとの違いです。2つほどを使い回せば、衛生的に使い続けることが出来ます。また、凹凸があるので、軽い茶渋なども落とすことが出来ます。

    Cotton scrubber14

    また、コットンの吸水性があるため、洗い物が終わった後、シンク周りの水の拭き取りにも役立ちます。

    Cotton scrubber15

    きっかけとして

    コットンたわしを使うために、洗い物の前に油を取り除くことで、最小限の洗剤で洗うことが出来ます。また、コットンたわしの凸凹が少しあることで、茶渋なども落とすことが出来、スポンジと椰子のたわしの間のような位置で使うことが出来ます。

    海の環境のために、洗剤とプラスチックの使用が軽減されていいなと思いました。

     

    コットンたわしに慣れてくると、古布などでも代用することが出来ると思います。

     

    同様に、キッチンだけではなくお風呂場でも使用できるようなると、海に近い排水口付近でのプラスチック軽減に役立てられると思います。お風呂用たわしは現在製作中です。

     

     

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