足だけ布一枚
最近はお正月は晴れ着で過ごすことにしており、着物の着用機会もだいぶ減ってしまった。そのためか、冬に着用する状況を常日頃意識しないため、毎度しんどい思いをする。それは、足がめちゃくちゃ冷えること。
草履は足を覆う部分がないため、靴下の状態で外気温にさらされることと同じ。さすがに足袋だけでは耐えられないので、5本指靴下の上に足袋というスタイルにしてみるも、それでも寒い。1月の朝、とても冷える。寒いことしか頭にないので、せっかくのお参りもそそくさと。
そして、12月中旬、ようやくそのことに気づいたので冬用の足下の装いを検索。フリース足袋なるものがあり、それを購入してみる。
内側にフリースがあり、外からは分からないので、これならとポチる。
フリース足袋の着用
到着。
暖かそう。じゃあ早速、と足を通すとみっちり。ジャストサイズは問題なし。ただ、靴下を履いての二重履きのサイズではなかったことに失敗。大きいサイズにしておけばよかった…。
そして、迎えた元旦。バタバタと準備をしてフリース足袋1枚で出かける。やはり朝は冷え込むけれど、インナーをしっかり装備、かつ小走りのせいか毎年の凍てつく足の冷えほどではなかった。帰りはまぁまぁの感じで、効果は抜群。
欲を言えば、もう少し大きめを買って、重ね履きをすれば、遠出も出来そう。ただ新年早々、コロナ対策で氏神様のみ、ひっそり初詣だけ。フリース足袋が活躍する、冬に旅を履く機会といえば、初詣や冬の結婚式、成人式の若者などにはオススメ。なかなかよい買い物だった。
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