素材は動かせない
素材としていただく写真にはいろいろあり、プロが撮ったものから素人が撮ったものまで様々。デザインをするときにここが欲しいとか、ここが撮れていないとかもある。
再撮影をお願いし、角度や雰囲気を別画像で提示したりしても、撮影する人の個性が出るのか、こちらのイメージとは違って、その人らしい真面目な画角だなと思ったりする。
カメラマンの個性のように、撮影は結構人の性格が出るのだな、としみじみ感じた。そう思って自分のInstagramを振り返ってみるも、自分が見てもあまり分からない。自分で納得しているので、まぁまぁいいんじゃないかな、と毎度思っている(自画自賛…)。
人によって視覚情報が異なるように、景色や角度など、見えているものが違う面白さもあったりする。
ただ、VRの技術でいつか自由な撮影ができるようになったりするかも、とふと思いつく。その現場をVRで再現し、制作に必要な角度で撮影出来れば、VR作成に手間がかかるけれど、撮影は自由に行える便利さがある。イメージとしてはこういうもの。
同じVR環境でコンテストなんていう面白い活用も可能。ただ、現時点では多大な費用とコストがかかる。
現場保存、という意味では、VRの活用は今後も広がっていくのだろうなと思う。現場と言えばの事件や事故の現場。捜査に必要なレベルではないだろうけれど、現場の状況を保存できるというメリットもある。
今はまで娯楽レベルだけれど、実際医療現場に導入され始めたりしており、百聞は一見に如かず、通りイメージの伝わる速さというのは凄まじい。
デザインの現場でも導入していくと面白い活用ができそう。
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