• ウェビナーを受講してみた感想

    2021/04/04
  • メリット・デメリット

    3学会合同呼吸療法認定士の資格を維持するには、一定期間に単位の取得が必要。国家資格にはないのに、こちらには必要。

    医療情報はアップデートしていく必要があるので、そういった仕組みは必要だと思う。また、今は医療を離れたものの、コロナウィルスとリハビリ、最近耳にするECMOのような画期的な機械についても触れておきたい・知りたいので、久々に受講しようと検索。

     

    ただ、以前なら受講するにも、行きたいセミナーが近隣で開催されているとも限らないし、転職したゆえ研修費なんかはもちろん出ないので、費用も気になる。ところが、今はオンラインの時代。ウェブ受講;ウェビナーが主流の真っ只中、恩恵を肌身で感じた。

    ウェビナーのメリット

    • 受講費が安い(会場の費用がかからない)
    • 交通費がかからない
    • Wifiがあれば場所を気にしない
    • 服装を気にしない(いつもしてないけど)
    • トイレ・飲食が自由
    • 質問を投げやすい
    • 他人の動きや音が気にならない

    といった感じで、これはいいなぁと思っていた。なんなら、音だけ聞いて、家事も出来てしまうほど。

    ウェビナーのデメリット

    • 機械的で味気がない
    • 平面なので、緊張感など雰囲気はない
    • 演者は反応がないためか、喋り方が単調・速い
    • 動画を扱えない
    • 運営費用が心配

    ディスプレイなので、リアルタイムといえど、所詮2Dなので、眠くなりやすいところも。また、演者は画面を共有していることが多いので、独り言のような感じになるためか、ひたすら喋るだけ(こちらは聞くだけ)なので、きっと対面で得られる緊張感や達成感はかなり違うと思う。

    今回学んだコロナ・ECMO・HFNC

    学んだことのアウトプットと備忘録。

    コロナウィルス患者とリハビリ介入

    今回はセミナーで、小規模のものだったことと、コロナウィルスやECMO、ネーザルハイフローなど、内容が比較的新しいものだったので、報告が多かった。ただ、今後も問題であろうコロナウィルスによる廃用や入院期間の長期化に対して、リハビリの介入のリアルが知れたのでよかった。やはりリスクがあるゆえ、環境も整っていなければ積極的に行えないのだなと感じた。

     

    費用対効果的にも、リスク対効果的にも、スタッフの精神的負担的にも、なかなか難しい問題。

    マニュアルも整備されていない中、この短期間で色々な協会がマニュアルを作成しており、そのスピードに感心。慣れない早さと、急に対応しなければならない状況で現場は本当に大変だと思う。コロナウィルス患者を受け入れられる病院であれば、基本ICUはあるだろうし、呼吸器疾患経験者も当然いるので、そういう意味では一般病院での対応とは異なる。

    リハビリスタッフが対応するには、呼吸器疾患の経験者や感染予防対策、ECMOを導入した経験がない中でのリハビリ実施など、未曾有のリハビリ実施になっている。今回の報告は貴重な経験値を教わった。

     

    マニュアルの通り、コロナウィルス患者を対応後に非感染患者の対応というわけにはいかない。そうなると、人員の問題は深刻だとも感じる。また、対応後はしばし自身の体調管理をしなければならないし、一度対応すると自分の担当患者を割り振らなければならないしで、リハビリ部門での介入決断も容易ではない。

    ECMO

    画期的な機械だなと感心したけれど、扱いはなかなかリスクが大きいとも感じた。最近耳にするだけであって、機械としては以前からあったよう。

    肺を休ませて血液の酸素化が出来るなんて、すごい。人工呼吸器は肺の「サポート」なので、肺がダメージを受けていても、休ませるわけではない。一方ECMOは血液を肺を介さずに心臓へ戻すので、肺の機能はおやすみ。その分、長期使用による肺機能の低下もあるし、全身の血液を一度体外を経由させるためのルートの管理が必要。透析とは似たようでも、循環機能を担う分、なかなかのリスクを伴う。

     

    今回は呼吸器だったので、V-Vエクモだったけれど、心臓のサポートであれば、V-Aエクモとなるそうで、リスクがさらに高くなる。。。

     

    また、血栓予防のためにヘパリンを投入するそうで、出血のリスクも高くなる。リハビリ時は、ルート以外にも注意が必要。

    HFNC

    酸素マスクとNPPVの間の位置づけらしい。コストの問題もあるらしいけれど、治療の選択肢が増えたという印象。ADL面では飲食がしやすいのは大きなメリットだなと感じる。病気に応じて効果があったそうで、今後の普及がどうなるのか気になる。

    コロナウィルス患者にも推奨され始めたようなので、より一般的になるのだろうか。

    その他細々したこと

    臨床工学士の名称はMEと思っていたけれど、病院によって?表現が異なるよう。CEとは知らなかった。臨床工学士会もCEを称しているので、こちらを基準にした方がよさげ。

    今後、ロボットや遠隔治療が進むだろう医療において、今以上に業務が多岐にわたって大変そう。。。リハビリの現場にいてくださると、とても心強いけれど、人数が少なかったりでそういうことはなかったなぁ。

     

     

    流れ作業的に「COIはありません」と言ってはじまるようになっている今。使い始めているものの、形骸化・妙な形式で、なんだか違和感。

     

    今回のウェビナーでZoomを利用したけれど、Zoomミーティングとは異なり、セミナー向けの仕様。受講者の顔は見えず、機能も制限されている。

    Zoom Webinar

     

    今後は現地開催とオンラインで、参加者が選択できることが普通になるとありがたい。ただ、環境を整えるにも費用も労力も必要なのも理解できる。今回プログラムが送られてきた、後ページにいつもは気にしない広告・協賛のページ。こんなにお安く受講できてしまうと、そういった会社の支援に悪いような気もしてしまった(考えすぎ)。

    それでも、5Gがスタートし、テレワークな世の中なので、学会・セミナーもオンラインになって行った方が、参加者が増えるし、知識を得ることで医療の質も向上すると思う。あとは動画もオンラインで使えるようになれば、より伝わりやすいと思う。ただ、便利になりすぎるとそれはそれで何かつっかかる感じもするけれど。

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