• 歯間ブラシ・歯磨き粉の使い方を知って衝撃を受けた件

    2022/05/30
  • ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
  • 歯科検診で驚きの事実|歯間ブラシは内側からも

    半年に1回の歯科健診。前よりさらに褒められようと、せっせと毎日手入れをした結果を知るようなもの。

    前回の健診では、奥歯の内側が磨き足りないことと、鏡を見て磨くことを改善しての今回。どうかなと行ってみると、今回は磨き方でなく歯間ブラシの使い方についてレクチャーを受けた。

     

    これまでは毎日夜にフロス、週に1〜2回歯間ブラシをしていた。歯間ブラシは以前同じ歯科医院で勧められたので、歯肉の炎症対策に使用開始したものの、この時に正しい使い方を教わらなかった(聞かなかった)ので、それとなく使っていた。

     

    ところが、「歯間ブラシは内側から使ってますか?」と言われ、思考停止。え?「歯間ブラシは内側から使うんですか?」と同じ質問を確認してしまった。そうです、外側からしか使っていませんでした。しかも、外側からだけでも、たまに出血するので、うーんと思っていたのは、使い方がよろしくなかった。

    歯間ブラシの正しい使い方

    内側から歯間ブラシなんて、どうやって使うんだろう?と気になり、きちんと使い方を調べた。

    が、理屈は分かっても難しい。外側からだって、角度によっては歯肉にブスッと刺さり出血しているのに、内側なんて。。。と大人になって久々にとまどった。

    歯間ブラシユーザーは内側からも普通に使っているのだろうか。。。なんて意識が高く、技術をお持ちなのだろう、と感心しかない。

     

    ちなみに歯間ブラシは差し込むたびに歯垢がブラシにつくので、洗いながら使った方がよいそうです。

    フロスと歯間ブラシの使い分け?

    歯間ブラシはたまに、と以前聞いた気がするので、「毎日使った方がいいですか?」と聞いてみると、「フロスと歯間ブラシはどっちかでいいですよ」と言われた。今回の歯科衛生士さんの私見でもあるかもしれないし、歯科業界ではまちまちかもしれないけれど、要は歯ブラシ+αのケアをする必要があるということ。

     

    じゃあフロスと歯間ブラシを交互で毎日使おうかな、と思ったが、前歯に歯間ブラシは入らない。フロスと歯間ブラシどちらかにする、というよりは場所に応じて使い分けが必要そう。

    歯間ブラシは歯の隙間の歯垢を落とすことが目的。

    一方フロスは歯の側面をきれいにすることが目的。微妙に違いが分かりにくかったけれど、歯間ブラシは空間の清掃らしい。図で言う隙間の水色の部分。

    Interdental_brush

    いずれも歯の間の歯垢を落とすため、と共通しているが、炎症があったり、歯間ブラシが入らないところなど、場所に応じても使い分けても良さそう。一方、フロスは歯肉の隙間に入るので、根本から擦れるのが強み。

     

    まとめますと、フロスは歯の側面を綺麗にし(虫歯予防)、フロスでは苦手な歯の隙間の空間に歯間ブラシも必要(歯周病予防)、だそう。となると、基本的に両方必要になっちゃう気がする。

    フロスの正しい使い方

    先程のサンスターさんのサイト内に歯間ブラシとフロスの使い方も掲載されていた。

    フロスをピンと張り、側面をこそげていくように使う。歯の側面に添わすことで、広い面積をこそげることができる。また、根本(下図:緑部分)の隙間も入ることが出来るので、歯ブラシや歯間ブラシでは届かないところもケア出来る。

    dental_care

    フロスはワックスあり?なし?

    健診中にケアとしてフロスをかけてくださるけれど、強烈な摩擦が。。ノンワックスのフロスを使われているようだった。以前使ったノンワックスは使いにくくて断念してしまったけど、どちらがいいのか、今一度確認。

    なんと、ノンワックスの方がより、かき出しやすいと。好みの問題ではなかった。フロス歴は長いので、使い切ったら次からノンワックスで頑張ろう。。

     

    歯間ブラシは歯肉の下がってきた人向けだそうだが、歯肉はそんなに下がってないと言われたものの、勧められたので使いはじめた。でも一番小さいSSSでも難しいので、フロス優先で、しばし様子を見ながら使っていこう。

    次回は歯肉の炎症がゼロとなるよう、また半年継続したい。

    歯科検診で驚きの事実|歯磨き粉はブラシの長さ分

    こちらも驚きだったのは、歯磨き粉はよく少量を推奨していたはずだけど、「歯ブラシの長さをしっかり使ってください」と言われた。ええ!誰、小豆大でいいって言ったのは!

     

    過去の常識、現在の非常識といったもので、今はフッ素が虫歯に効果的な時代。

    また、フッ素の量もいつの間にか、1,450ppmと高濃度配合の歯磨き粉が登場している。

    さらに、フッ素をいかに歯に残すか、ということで、すすぎはついに、ほぼしなくて良いまでになっている。これは以前も指導されたので、すすぎは1回だったけれど、極力少なくていいと今回念押しされたので、気持ち的には、しっかりすすぎたいけれど、ちょいすすぎに切替。

     

    フッ素は気にしていたけれど、まさか使う量とフッ素の量がそんなになっていたとはつゆ知らず、情報のアップデートは難しい。CMも参考になるもんだなと気づく。

    歯科医院推奨のものを今後使っていきたい。



    数日やってみると、確かにちょいすすぎの方が、歯科健診後のツルツル感に近い感じ。30分後にしっかりすすげばいいので、思ったよりも抵抗なく続けられそう。

    日本のオーラルケアの意識

    しばしの待ち時間中に見た画面で、日本人の歯に対する意識と海外との比較にびっくり。

    実際どうなんだろうと深掘り、LIONさんはやはりお口のデータに特化していてさすがです。

    歯科へ行くきっかけに違いがあるのだろうことと、「歯医者は怖い・削られる・ぼったくられる」といったネガティブなイメージも、遠ざけているようにも思う。予防のために通うというのは、日本人には少ないのではないか。

     

    自分が歯科健診に通っているのは、

    • 最初は職場での歯科健診↓
    • 着色が気になり職場近くの歯科へ↓
    • 解決。レントゲンで親知らずが発覚↓
    • 解決。健診の予約が始まる。

    といった流れだった。半年に1回だし、ということと終了時に次回予約を自動的に聞かれるので、ありがたい環境だったように思う。

     

    職場で歯科健診がなければ、通い続けてなかったかもしれない。何かあった時に行くだけで、そういう意味では健康診断と歯科健診はセットにすべきだと思う。

     

    医療保険の違いも、海外との違いに感じる。というか、こうやってみると医療保険によって国民の意識が変わるという、結構大事で、怖い話。

    何かがあってからケアをし始めるため、年齢層が高いと、オーラルケアの意識・使用が高まるが、その前からはなかなかきっかけがない。健康診断は義務なのに、歯科健診は義務じゃない。なぜなんだろう。。。→義務化される流れになり始めた!

    成人の7割が歯周病に罹患すると認識されていても、「予防」に繋がらない不思議。

    自分の歯は自分で気づいて、自分で守るしかなかったものが、変化しつつある。

Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。