災害用トイレの準備
前回の防災リュック作成後、不足していたのはトイレ。
災害時、一番必要と思われるものでもある。個人的には、①生理現象、②欲求(食欲など)の順で緊急度が高いと思われる。
また、今回見直した防災本でも、普段から持ち歩いたほうがいい、とのことで、携帯トイレから調べ始める。
携帯トイレ
携帯トイレといっても、意外と使える状況は広く、
- 車の渋滞時
- アウトドア(特に登山)
- 介護(いつだろう?)
- 災害時(地震、停電など)
といった状況。確かにどの場面もあると助かる。
携帯トイレといっても、小便が主なようで、大便を兼ねるものは少ない。個人的に、緊急時に何がもよおされるかは分からないので、そこはマルチに対応して欲しいと思った。
頻出のものはこちら。固まるのが早いとのこと。廃棄方法は固まったものに水を入れてトイレへ出して流すタイプ。車の渋滞とかなら、持ち運ぶにはよいかも。廃棄する時に一度開封して塊を溶かす必要がある。
こちらは前掛けがあってよいとのことで、捨てるのも袋のままなので簡単そうだ。車用に特化した商品。
以上が小便対応のもの。大便対応となるとやはり値段も上がる(当たり前)。
両手で使用するタイプ。トイレだけでなく嘔吐などにも対応。大容量で心強い。両手がふさがるという意見もあった。
他のレビューでは、使い心地が非常によろしくない、というものもあったが、小便・大便対応でお値段を下げると、これがベストな選択だった。
個人的携帯トイレのまとめ
- 緊急時のトイレなので、まず排泄ができるかが大事
- 「携帯」トイレなので、持ち運びやすさも大切
- 排泄中も排泄後も、処理に嫌悪感は多少あるのは当たり前(袋に出すのだから)
- 排泄物の状態を確認することも、健康状態チェックとしては大切(温度はいらないけれど笑)
- 袋に出したものを再び開けたくはない
- 持ち運びで固まるのは必要
- 実際使う時、トイレは使わなくても環境としてトイレを使うならポンチョなどは不要
ということで、現時点では最後の「片手で秒速トイレ」を購入することにした。
これはあくまで携帯用なので、普段の持ち歩きや登山に使用することになりそう。(登山の予定は全くないが、いつか屋久島には行きたい)
災害用トイレ
携帯トイレとは異なり、断水した自宅や施設などで使用することを想定した時のトイレ。
便器が壊れていなければ、便器にかぶせて使えるタイプがベスト。あとは保存しても、衛生的に問題ないことが大切。
他に比べてとても安い。これだけあれば安心な気がする。10年保存できるというのもよい。
こちらは実験動画に魅せられてしまったが、凝固と匂い対策もできそう。そして保管が15年というのもよい。
どちらも便器を使用する想定だが、もし便器が使えなくてもこの箱やバケツなどを利用すれば、代用はできると思われる。
ということで、実験動画の影響で後者のSANYOのトイレを購入予定。大容量を購入しておいて、実家用と小分けにして、自宅にも保管しておこうと思った。これで、外出時も在宅時もトイレ対策は済みそうだ。
実際使わなかったら勿体ない、と思いつつも、災害の保険のようなもので、15年で数千円であれば、良いのではないかと思われる。買い換えるとしても、15年単位なので、そこまで痛手にはならないのではないかと思う。
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