• 潤滑油

    2020/03/26
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  • ドアのギーギー

    少し前から、ドアが音を立てる様になった。最近になって、うるささに気づき、どうしたものか検索すると、油をさすといいらしい。まさか、と思いつつも大家さんにお借りし、1プッシュしてみると、音が消えた。

     

    当たり前のようだけれど、今まで音と共に過ごした日々はなんだったのか、と思うほど、魔法をかけた様に消えた音。

    家中のドアに、油をさして終えたけれど、潤滑油は大切なんだと気づいた。

    人間関係も

    人間関係でも、ギーギーすることは少ないかもしれないけれど、摩擦が起こっている状態は多々あると思われる。

    どこにどう油をさせばいいかが分かりにくいのが難点だけれど、ちょっとしたことでスムーズになるポイントがあるのかもしれない。そして、ドアの継手の様に、スムーズに、円滑に動くということはとても気持ちが良いもの。

     

    対立したり、すれ違ったり、噛み合わなかったり、何かしらお互い「やりにくい」と感じた時点でどこかにポイントがあるはず。ただ、当事者同士では見つけにくいので、第三者の目で見つける方が、客観的視点で見つけやすいとも思う。

    会議の場面でよく見られるが、議論を重ねるうちに、ポイントを見失ったり、意見を言いにくい環境になったりすると、本来の議題からずれやすくなる。

     

    潤滑油のような人の存在は、人格としては高レベルだけれど、そういった人になれると、物事が円滑に進んで気持ちの良い仕事や人間関係を作れそうだ。

    関節には

    関節の摩擦音に関しては、末期の変形性関節症では関節軟骨の摩耗によって、その下の骨同士がぶつかることで、ギーギーと音がする。痛みを伴う人もいるし、感じない人もいる。関節軟骨がないため、スムーズな関節運動にはならず、ガクガク・ギシギシと関節が動く、なんともサブイボな現象。

     

    ヒアルロン酸注射が一般的には多く使われるけれど、効果が持続しにくいのが残念。けれど、一時的に回復、痛みも減少すると患者さんの実感はあるようだ。

     

    関節については、磨耗しない様な軸の修正と、関節保護に必要な筋力トレーニング、関節の柔軟性を確保する。

     

    人間の身体に関しては、そうも簡単にいかない。ただ、人間関係よりも自分の体のため、努力やケア次第で対応できるのは、まだ取り組みやすいかもしれない。

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