救急車を呼ぶことになった
重大な状況ではなかったが、会社の近くで救急車を呼ぶ状況になった。途中からの介入のため、ことの顛末を全て分かっていないなかったが、意識はあるものの、歩いて家に帰ることが出来ない状況の高齢者。
病院の中であれば、EMコールで必要な人員が集まるけれど、ここは街中。ずっと介抱するわけにもいかないので、動けない人を対応してもらうために救急車を呼ぶことに。
医療者ながらも、救急車を要請したことはなかったので、初の119。番号すら怪しく、会社の人に教わる。
まず、火事か救急か。そして、いきなり場所を教えてくださいとのことで、住所を伝える。最後に通報の感謝の言葉を述べられ、すごいご配慮だなぁと感心。
どれくらいで来るのかと、そわそわ。その間にお話。
こういう時も、情報が全くないので、近況を尋ねるくらい。聞いたところで、正直、その後介入するわけではないので、時間潰しと心の静養くらいしか、お役には立てないけれど。
10分もせずに救急車が到着。ストレッチャーに乗せられ、搬送される。来ればあっという間。一部始終しか分からないので、最初から目撃していた会社の人が説明してくれた。
久々なので、もしこういう状況になったら、端的に説明できるようになれるといいのだろうけど、日常出くわさない場面。慣れるにも慣れないだろうゆえ、イメトレくらいしか出来なさそう。
救急車を要請した方がいい場面
こういう機会がないと、考えもしないけれど、救急対応については知っておいた方がよい。
今回の復習と、今後の予習には分かりやすい。
判断が難しいのは、今回のように意識がある場合。病院であれば、入院していれば病棟とコンタクトが取れるし、身分証もあるので家族とも連絡がつく。そして医療従事者まみれなので、色々対応が出来る。
街中では、意識があると休ませて良いのか、救急車を呼んだ方がいいのか、悩んでしまう。ただ、誰かの助けが必要な状況で、動けないのであれば、やはり呼んだ方がよい。さらに、今回もそうだが、身分証もなく連絡が取りにくい人は、一般人ではお助けようがない。
今後夏本番。熱中症などでそういう場面に遭うしれないし、会社内でも何かがあるかもしれないゆえ、救急要請から、普段持ち歩いているフェイスシールドの使い方、BLSの予習もしておこうと思った。
前職場でもらったけれど、買うと結構お高いもの。久々に開けてみたら、…汚い。でも開封しないと使えないものなので、封が破れてないので、中身は大丈夫でしょう…。現状のコロナ対策としても、これは必須になるような気がする。(コロナでCPR出来ないとか、あるのだろうか…そうも言ってられないけれど、感染のリスクも配慮すれば、やはりこういうシールドは必要。)
BLSは教科書を久々に開けてみようと思った。病院でもそういう機会はないけれど、むしろ街中で必要な技術。
教科書を出したら、だいぶ古いので、アップデートが必要そう…。
Comment