• ストレスコーピングと食欲

    2019/05/12
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  • ストレス度

    生活変化単位でストレス度が異なる。以下、イベントとストレス指数を示す。

    • 配偶者の死亡|100
    • 離婚|73
    • 結婚|50
    • 退職|45
    • 妊娠|40
    • 新しい仕事への再適応|39
    • 仕事上の責任変化|29
    • 習慣を改める|24
    • 上司とのトラブル|23
    • クリスマス|12

    一部を記述したが、なかでは、震災被害者は合計800くらいと言われている。ここまでのストレスは、ヒトの手を借りないと再起が難しいとも。

    指数だけではイメージしにくいが、日常では複数のことが起こるため、日々ストレスは確実に感じている。

    ストレスと身体

    『ストレスじゃない?』といったように、日常的にもストレスによる身体の不調は認識されているも、実際どんな影響があるのかは、わからないことも多い。

    ストレスが身体に及ぼす影響は以下。

    • 血液中にアドレナリンなどのホルモンが分泌される
    • 心拍数が高まり、血圧が上昇する→高血圧、不整脈、心臓病
    • 呼吸は浅くなり、早くなる→呼吸不全、過換気症候群
    • 肝臓の蓄積糖分が血液中に放出される→肥満、糖尿病、代謝異常
    • 筋肉が緊張する→筋緊張性頭痛、腰痛、肩こり
    • 末梢部分への血行が減少して手足が冷たくなる→手足の冷え、レイノー病
    • 発汗が増進する→多汗症状
    • 消化器への血行が著しく低下する→胃腸障害、便秘、悪性新生物

    今回のテーマの復習で、一番気になったことが、NK細胞との関連。

    不定愁訴があると、NK細胞の活性が低下し、免疫力が下がることが研究でもわかっている。そのため、風邪や感染症にかかりやすくなることもある。

    日々ある不定愁訴も、食事だけではなく、これらストレスからも起因されることがあるため、健康維持のためにはストレス対策も必要。

    ストレスを発散する方法

    普段働いている人々の習慣に、運動や趣味の時間がないと、ストレス発散を日常的にすることは難しいかもしれない。ストレスを抱えずに仕事ができれば、それは最高のこと。でも、そうもいかないことは多い。

    ストレス発散=報酬としたとき、一番手軽にできてしまうので、食事。

    美味しいもの、満たされる満足、それを満幅中枢で感じてしまうことで、報酬として認識される。

    この報酬による発散は、やがて同じ量を食べていっても、快感が弱く感じ、より強く報酬を求めるため、過食の摂食障害に陥りやすい。

    ストレスコーピング の10則

    1. ストレッサーを軽減・除去する
      仕事量の軽減など、負担に感じているものを減らす
    2. ストレッサーとの距離を変える
      人物などであれば、距離をとったり、頻度を減らす
    3. ストレッサーから一時避難する
      休みをとる
    4. ストレッサーを回避する
      転職など環境を変える
    5. ストレス処理能力を高める
      知的スキル|外国語の勉強、知識の蓄積
      技術スキル|PC技術を高める
    6. ストレッサーの心理的意味を考える
      カウンセリングや自己分析でで物の見方を変える、生き方を変える
    7. ストレス耐性を高める
      リラクセーション、自律訓練法など
    8. ストレスを発散する
      雑談、愚痴
    9. ストレスを忘れる
      趣味、娯楽、スポーツで気分転換をする
    10. ストレッサーとの取り組みを支援してもらう
      社会的サポートを家族や同僚などにしてもらう

    ストレッサーはストレスを感じている人から見て、原因のこと。

    ストレッサーとどう向き合うかの方法で、この中から自分でも行えそうなものを探してみる。注目すべきは、食べることや飲むことは入らないこと。それは間違ったストレス発散で、手軽なので、実行したいところはあるが、依存しやすく、また、ストレスの適切な対処法ではないため、ストレッサーと向き合う度に、食事による報酬を求める必要があるため、根本的な解決とならない。

     

    久々に復習したストレスコーピング 。忘れてしまっていることが多かったため、再度復習したい。

    個人的には、このGWの連休の出勤が応えたが、うまく処理できなかった。毎年連休でストレスが増しているのはわかったため、今後は連休中の休みかたを考えたい。

     

    参考|ストレスコントロールアドバイザー資料

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