ストレス度
生活変化単位でストレス度が異なる。以下、イベントとストレス指数を示す。
- 配偶者の死亡|100
- 離婚|73
- 結婚|50
- 退職|45
- 妊娠|40
- 新しい仕事への再適応|39
- 仕事上の責任変化|29
- 習慣を改める|24
- 上司とのトラブル|23
- クリスマス|12
一部を記述したが、なかでは、震災被害者は合計800くらいと言われている。ここまでのストレスは、ヒトの手を借りないと再起が難しいとも。
指数だけではイメージしにくいが、日常では複数のことが起こるため、日々ストレスは確実に感じている。
ストレスと身体
『ストレスじゃない?』といったように、日常的にもストレスによる身体の不調は認識されているも、実際どんな影響があるのかは、わからないことも多い。
ストレスが身体に及ぼす影響は以下。
- 血液中にアドレナリンなどのホルモンが分泌される
- 心拍数が高まり、血圧が上昇する→高血圧、不整脈、心臓病
- 呼吸は浅くなり、早くなる→呼吸不全、過換気症候群
- 肝臓の蓄積糖分が血液中に放出される→肥満、糖尿病、代謝異常
- 筋肉が緊張する→筋緊張性頭痛、腰痛、肩こり
- 末梢部分への血行が減少して手足が冷たくなる→手足の冷え、レイノー病
- 発汗が増進する→多汗症状
- 消化器への血行が著しく低下する→胃腸障害、便秘、悪性新生物
今回のテーマの復習で、一番気になったことが、NK細胞との関連。
不定愁訴があると、NK細胞の活性が低下し、免疫力が下がることが研究でもわかっている。そのため、風邪や感染症にかかりやすくなることもある。
日々ある不定愁訴も、食事だけではなく、これらストレスからも起因されることがあるため、健康維持のためにはストレス対策も必要。
ストレスを発散する方法
普段働いている人々の習慣に、運動や趣味の時間がないと、ストレス発散を日常的にすることは難しいかもしれない。ストレスを抱えずに仕事ができれば、それは最高のこと。でも、そうもいかないことは多い。
ストレス発散=報酬としたとき、一番手軽にできてしまうので、食事。
美味しいもの、満たされる満足、それを満幅中枢で感じてしまうことで、報酬として認識される。
この報酬による発散は、やがて同じ量を食べていっても、快感が弱く感じ、より強く報酬を求めるため、過食の摂食障害に陥りやすい。
ストレスコーピング の10則
- ストレッサーを軽減・除去する
仕事量の軽減など、負担に感じているものを減らす - ストレッサーとの距離を変える
人物などであれば、距離をとったり、頻度を減らす - ストレッサーから一時避難する
休みをとる - ストレッサーを回避する
転職など環境を変える - ストレス処理能力を高める
知的スキル|外国語の勉強、知識の蓄積
技術スキル|PC技術を高める - ストレッサーの心理的意味を考える
カウンセリングや自己分析でで物の見方を変える、生き方を変える - ストレス耐性を高める
リラクセーション、自律訓練法など - ストレスを発散する
雑談、愚痴 - ストレスを忘れる
趣味、娯楽、スポーツで気分転換をする - ストレッサーとの取り組みを支援してもらう
社会的サポートを家族や同僚などにしてもらう
ストレッサーはストレスを感じている人から見て、原因のこと。
ストレッサーとどう向き合うかの方法で、この中から自分でも行えそうなものを探してみる。注目すべきは、食べることや飲むことは入らないこと。それは間違ったストレス発散で、手軽なので、実行したいところはあるが、依存しやすく、また、ストレスの適切な対処法ではないため、ストレッサーと向き合う度に、食事による報酬を求める必要があるため、根本的な解決とならない。
久々に復習したストレスコーピング 。忘れてしまっていることが多かったため、再度復習したい。
個人的には、このGWの連休の出勤が応えたが、うまく処理できなかった。毎年連休でストレスが増しているのはわかったため、今後は連休中の休みかたを考えたい。
参考|ストレスコントロールアドバイザー資料
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