予防医学が目指すもの
ふと、不調がない最近を振り返る。
このまま健康の状態を維持できれば(予防医学的にはできるはず)、病院には健康診断で行くかもしれないくらいで、医療費はかからないし、健康に対する心配がなくなる。治療に対する時間もかからなければ、お金もかからない。その分、自分のやりたいことに注ぐことができる。
それが保証された時、何をしたいか?
逆に、健康すぎて怖いかもしれない笑
しかし、予防医学の目指すところは老衰死。そのために必要なことは、
- 不調の状態となった時に早めに対処しておく
- 自分の体調管理を自分で行える
- 不調として出てこない生活習慣を事前に理解し、予防する
健康を維持するためには、これに尽きるのではないかと思う。
1については、風邪を引くサインや、いつもとなんだか違う感覚をキャッチするために、自分の体調に敏感になっておく必要がある。いつも敏感になるのは大変、と思いきや、体調を崩した時の方がもっと大変なはず。また、不調を不調のままにしておくと、その先には病名と診断がくだされ、治療のコースへ。
2については、簡単に言うことはできるが、意外と難しいもの。体調が良い時は、どうしてよかったのか、悪くなった時は何がいけなかったか、そしてよくなるためには何が必要かが分かれば、すぐに対処することができる。
喉のイガイガひとつとっても、粘膜の保護にビタミンCやAを多くとり、睡眠をしっかりとることや、便秘気味の時は食物繊維を多くとって、乳酸菌も投入など、自分の体に対して、栄養を自分で処方するようなことになる。
つまりは、自分の体を自ら診て、処方する。医師と患者の二役を行う。
3については、不調として出てこない、例えば癌のような、長い時間をかけて出てくるものについては、それだけ時間がかかってから見つかった時には、治療レベルとなることが多いため、作らないための予防が大前提。癌にならなければよいのだから。
健康だったらできること
そんなこんなで、100%健康が保証されているわけではないが、不安のない状態が続けばできることが増えるはず。
- 定年を超えても働くことができる
- 働くことで収入を得られる
- 通院ではなく、趣味に時間をかけられる
- 好きなものを食べられる
- 長距離の旅行も行くことができる
- どんな国でも対応できる(食事という意味で、多分)
- 孫やひ孫と遊ぶことができる
- 若いね、と褒められる笑
- バリアフリーを気にしなくて済む
- 痛いことがない
- 新境地が開拓できる
など。人によって色々、もっと出てくるのでしょう。そうなると、大学とか、第二の学生時代なんかもきたりして。
想像すると、楽しいけれど、そういう先輩方をあまり見たことがないため、未知数を見るという意味で、なんだか怖い感覚も。でも、それを目指したい。
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