• つづく展

    2020/02/04
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  • 数々のファブリック

    珍しく前売りの時に情報を得て、心待ちにしていた展示へ。

    ミナペルホネンのなんともいえない世界観が好きだけれど、なかなか洋服はまだ手に入れられず。ただ、ファブリックでバッグやポーチなどを制作したり、マスキングテープを利用したりと、出来る範囲で触れていた笑。

     

    今回、ファブリックから服、そしてそれらが生まれるアイデアからスケッチまで、ミナの世界に入ることが出来て、とても楽しかった。

    会場

    平日のお昼時にもかかわらず、結構人が多かったので驚き。週末はぎゅうぎゅうで身動きがとれなさそう。会場は、同時期に企画展を3つ行っており、3階のみのためやや狭め。

    リニューアル後、初めて入場したけれど、変化に気づけなかった(混んでてスルーしてしまった)。

    分かりやすいのは、サインが変わったようで、余裕を持って見られず残念。

    カタログ

    お高いなー笑、と思いつつも、皆川さんのスケッチや挿絵など、絵本のように見惚れてしまうので、抵抗なく購入してしまった。まさにテキスタイルの教科書。イライラした時や寂しい・悲しい時、気持ちをほっこりと温めてくれそうな気もする。

    会場では表紙のデザインが選べる嬉しい特典。タンバリン柄は一般発売もされるようだけど、タンバリンに目がないので、迷わず即決。

     

    とにかく、平和で、可愛いがとまらない。

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    文字は凹版なのだが、展覧会のロゴは…触ってみると凹版なのか?インクがしっかり乗っており、…なんというのだろう…。

    印刷技術について、勉強しなければと思った。

    嬉しかったこと

    ミナの店舗へ足を運びにくいのもあり、実際の生地や洋服を見る機会が少なく、特に好きな鳥柄を初めて見られた。

    マスキングテープでしか見たことがない笑

    生地だけでなく、「日常使い」が出来る洋服、日用品、生地を大事に余すことなく活用でき、そして長く愛用できることがよくわかった。また、飽きのこないデザインで、服と一緒に歳を重ねる素晴らしさも、「土」の展示でよく分かった。もちろん、安くないけれど、価値のある洋服。まさに求める服の形だった。

     

    飽きのこないデザインは、花鳥諷詠が投影されているからなのではないだろうか、と最近読んでいる「俳句への道」とリンクした。スケッチやラフから、どの世代でも触れ合い、得られる体験は、自然の移ろいがあり、生命の営みがあるからこそ。それは絶えることがないものだからこそ、後にも先にもミナのデザインは続く気がする。

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    働き方まで

    商品だけでなく、スタッフさんについても感心するところが。たまたま「北欧、暮らしの道具店」のインスタで79歳の女性が働いている投稿が。

    お店もすごいなーと思うし、この方だから採用されたということもあるだろう。どちらにせよ、採用側もされる側も素敵な人であふれているお店は、ますますファンになってしまう。

     

    Callは行きやすいので、たまにオアシス的に立ち寄るけれど、次食器を見てしまったら…まずい。タンバリン好きには、食器やタイルは危険な買い物笑。今は間違えなく生産が間に合わないと思われ、購入できなさそう。

    まとめ

    久々にグッと来る展覧会だった。カタログは何度見ても飽きなさそうで、満足。何より一斉に洋服やアイデアなどを見ることが出来た貴重な機会。長く続くブランドであって欲しい。

    tsuzuku

     

    そして次は、イギリスで観てしまった、オラファー・エリアソン。同じものもあると思われるけど、MOTではどんな展示になるのか楽しみ。年パスを買いたいけれど、まだ買えないゆえ、もぞもぞする。

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