情報の多い不健康時代
情報も医療も発達した今、健康な人が増えているかというと実はそうではないのかもしれない。
身体に良いもの、悪いものと分かっていても、食事に快楽やストレス発散を求めてしまい、結果、肥満や病気になる。食事にそれだけのお金をかけられるという意味でも、贅沢な時代なのに不健康が増える。
未だ、インスタントラーメンやお菓子で食事としてしまう人は多い。分かってはいても、辞めることはない。
たばこも似たようなものなので、人間にはそういう、分かっちゃいるけどやめられないものが、備わっているのだろう。
情報の少ない不衛生・未発達時代
感染症にはかかるし、医療は未発達ゆえに、現代では治せた治療も昔は治すことができず、命を落としてしまったりしていた。健康という意味では、良くなかったように見えるかもしれないが、治療技術がなかっただけであり、生活を見ると、不健康ではなかったのではないか。
日本食が見直され、長寿の面からも、昔ながらの和食のすごさに驚く。
昔は栄養素を分析したり、ビタミンについての知識もなかったのに、そんな栄養バランスの良いとされている食事を習慣から作り出したのだから。いまでも定食という名前で、受け継がれてきている。
知識はなかったはずなのに、健康に良いもを自然と選んでいた祖先のすごさにあっぱれ。
知らないからこそ、昔からの伝統的な食事や、作法を忠実にしていたというのもあるが、気候と環境からそうなったのであれば、日本の環境と先祖に感謝しかない。
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