色褪せただけで着られる服の再生

麻のパンツ。かれこれ、、、、5年位は経っただろうか。服を買わなくなった最近、長年着用している服が多くなっているため、色落ちも避けられない。

色落ちが気になり始めたので、以前購入しておいた、ドクターベックマンの黒復活シートをやってみようと決心。黒い物はわりといい感じに復活したので、そのまとめ（後述）。

ただ、冒頭の麻のパンツは深緑。他の色に染め替えるというのも一つの手段だけど、色を気に入って購入したこともあり、できれば似た緑に戻したい。特に麻は繊維としては強いけれど、やはり色落ちしやすいため、お手入れが必要。

そんな時、d&departmentでの染め直しを目にする。もっと早く知りたかった。

タイミングがあるため、希望の色の時に試してみたい。

染め直しのサービスは知らないだけで結構あるよう。

ドクターベックマン黒復活シートを使ってみた

以前イーオクトさんでセールだった時に買っておいたシート。外箱の凹みがあるだけで、大幅にお買い得だった。

事前に情報収集。とはいえ、実践された方は思ったより少ない。

思ったより染まらないような感じもする。

白いものを染めたところを参考に、青く染まるんだなと勉強。

いざ、黒いものを集め、3枚使用してみる。普通に洗剤を入れての洗濯が出来るので、着用後に黒を集めて洗濯という気軽さが、嬉しいし＆ラク。ちなみにポリエステルなど化学繊維には使えません。

洗濯中の液体の色は、まぁまぁ黒い感じ。

終わった時、シートは真っ白に。黒い成分が全て溶け出した証拠。

そして、まず黒い物のBefore/After。洗濯した日が快晴、乾燥した日の前後が曇りのため、撮影条件が揃わず、雰囲気をお届けします。

こちらはあまり劣化も少ないこともあり、ほとんど違いは分からない。。

こちらは赤茶色が黒に戻った印象。白いところが黒くなるほどではないけれど、黒に戻って嬉しい。

こちらも赤茶色が引き締まり、白い部分も目立たなくなった印象。

こちらは赤茶色が引き締まって白さも減った上に、毛玉が消えた。酵素ってすごい。

そして、青くなるということを知り、紺色も試してみた。紺色はシート2枚で洗濯。

こちらは違いがほとんど分からない。

なんとなく濃くなったかな？というくらい。毛玉がしっかりとれている。

光の加減もあるけれど、写真上部の裾の白っぽさが目立たなくなった感じ。よいよい。

光加減のせいだけでなく、肉眼でも、擦れた白い部分が少し紺に戻った感じ。

使ってみた感想

黒も紺も劇的ではないが、割と元の色に戻った感じ。なおかつ毛玉が思ったよりなくなるので、嬉しい。

また、使い方が簡便で、普通に洗濯しながら染められるのはとてもよい。ただ、多量に洗濯はできないので、少量ずつ複数回することになるのは、シートの着色の限度もあるだろうしで、仕方ない。

なにより、とっても簡単で想像以上によかった。

使用後の洗濯は空洗濯で回す、または色物を洗濯した方が良いとのことだったけれど、色物かつ色移り防止シートを使用して問題なし。（パッケージがないので、お試しのもので。。）

普段これを使っているので、洗濯物を白・色物で分けていない。。気にしなくて済むのでとても便利。

また、今回は黒だったけれど、白を復活せるもの（蛍光漂白剤）もあります。（パッケージ古いVer。。）

こちらをそんなに使わなくて済むのは、色移り防止シートを使用していることと、日本だから。海外の硬水で洗濯すると色が変わってくるので、そのためのシートらしい、本来。なので、パッケージがいつの間にか、新しくなっていたとも知らないほど、出番が少ない。

洗剤以外のほとんどをDr.Beckmanにお世話になっているので、いっそ洗剤も出して欲しいくらい。

皮脂汚れ用もあり、こちらはマスクに最適だったので、別にまとめ。

今回の黒復活シート、なかなか良いお品でした。定期的に使って、衣服を長持ちさせたい。

そんな時、たまたま目にした記事。新しい繊維は色落ちもしにくいらしい。新しい素材にデザイン、そしてアートも加わった洋服は、今後楽しみ。