栄養の基準が変わる
大きな改訂ではないと思われるが、現代の問題点などを踏まえて、目標量などが設定される。
リハビリ的にも気になるところは、タンパク質の推奨量を(?)引き上げた。これを基準に、管理栄養士の方々は栄養バランスを考えて献立を考えている。
ただ、毎日食事を見ていると、失礼ながら足りているのかちょっと疑問。
入院すると痩せる
これはもちろん、病気による消耗や、治療のための食事制限、廃用による筋萎縮など要因は様々。
「病院食は薬だから」と美味しくないけど元気になるために食べるという、苦行の声も。もちろん、美味しいという意見もある。
病院の食事といっても、予算の中で栄養バランスを考える、限られた条件で最高のパフォーマンスを出していると思われるが、「病院食」という薬のような表現をされてしまうし、イメージはいいものは少ない。
まして、高齢者の方々は食欲もあまりないと、栄養不足になり、リハビリも進みにくい。リハビリ界でも栄養がホットだ。
元気な高齢者が増えるように
最近は元気な高齢者が増えている印象。一方で、栄養摂取基準はフレイルなどを危惧し、タンパク質の推奨量を増やす。
確かに、タンパク質は重要な意味を持つ栄養素なので必要だが、現在のストレス社会、がん大国日本に対して、他にも変更するものがあってもいいんじゃないかな、と単純に思うが、それはそれで、いろんな業界からクレームがきたりもするのでしょう。
とりあえず、ただの寿命ではなく、健康寿命が伸びるといいな、という意味でも動けるようにタンパク質は積極的に摂ってもらいたい。
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