• 文化的刺激を受ける

    2019/04/09
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  • 世界建築会議の公開プログラム

    安藤忠雄氏の講演を聞いてきた。
    その名も『若者に語る/建築とは何か』。

    前回のフォーラムの内容と重複する部分もあったが、直島や表参道ヒルズなど詳しい資料もあって興味深い内容だった。

    今回の講演で強調されていたのは『体験をしなさい』ということだった。何事も体験をしたことで感じることや知り得ることがあるのだから、若い人たちは出向いて体験しなさい、と(聴講者が皆若者とは限らなかったけど)。
    確かに。

    建築家は場所を提供し、そこへ芸術家や目的となる施設が入ってくる。その場所へ出向いてみることは、行くまでの過程から含めて、色々感じることが自分の経験・知識・記憶=財産となる。そのために【安藤忠雄建築スタンプラリー】が行わているので、文化的刺激を受けに行ってみようかしら。

    ユニクロへ行った際は、海の森プロジェクト(都内ベイエリア植樹運動)募金箱があるとのこと。余ったらチャリーンと入れてみようとも思った(あまり行かないけど…)。その矢先、協賛のワンガリ・マータイさんが亡くなったという夕刊に驚いた。

    リーダー

    今後こういった先導者の後継は自然となされるものなのか、不安に思う。

    今回、安藤建築に惹かれるのは奇抜さなどではなく、『あるものを使う』コンセプトに合わせられるセンスや知識があることなのだと感じた。そして建築家というのは、生活・環境・人との関わりを考え大きな設計を考えつつも、それに加えて当たり前のことを実行できる力がある人、安藤氏。
    素晴らしいです。

    再び人生において勉強になった。