サプリメントについてふと考えた
マルチビタミンやコエンザイムQ10やコンドロイチンなど、サプリメントの多くはエネルギーとならない栄養素。
6大栄養素は糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミン、食物線維であり、そのうち3大栄養素の糖質、脂質、タンパク質は身体のエネルギーを産生する。
じゃない方の栄養素は、身体機能の維持やサポートの役割であり、これらをサプリメントで摂取する。
サプリメントで摂取するということは、普段の食事では足りないということ。
プロテインは別として、糖質と脂質のサプリメントはない。(脂質について、魚の脂のサプリメントはある)
それはサプリメントとして摂取しなくても、普段の食事で十分補えているし、過剰に摂取することで健康被害もあるから。
じゃない方
じゃない方は、過剰摂取になる用法はないが、健康にどれだけ影響があるかが分からないから、いい商売にもなる。健康になればラッキー、効果がなくてもプラセボ的に飲んでいる行為が健康になっている感覚を作れれば、これも商売的にラッキーという商品が多いようだ。実際、栄養素が入っていないサプリメントも市場にあるとか。
シンプルに、サプリメントは普通の食事では足りないから摂る、栄養補助食品。形は似ているが、薬ではない。
逆に言えば、それだけ、普段の食事ではじゃない方の栄養素は摂れないんですよ、というメッセージが伝われば、世にある多くのサプリメントの役割は大きいように思う。
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