• 「ない」生活

    2019/04/01
  • ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
  • テレビを見ないという選択

    テレビを見ていたら、「テレビはあまり見ないですね。他に夢中になっていることがあったので見ることはなかったです。」と発言されている方がいた。この方が夢中になっていたことはオペラなど文化的なものであったようで、なんとなく見ていたがとても印象的であった。

    テレビのない生活、今ではほとんどの人が見ている、当たり前のメディアがない生活というのはどのようなものなのか、想像してみた。

    生活必需品?

    最近であれば、引っ越しをして、または忙しい理由でテレビを見る機会がないため、必要がないということでテレビを所持していない方もいると思う。
    習慣としてないので、もちろん生活に困ることはないけれど、ではそういった人々は世間体とは離れていくのかというとそういうわけでもないのだろう。

    情報としてテレビを捉えれば、ニュースやワイドショーがあり、それをテレビ以外で得ることは新聞や雑誌が昔からある方法であり、現在ではインターネットがある。
    娯楽としてテレビを捉えれば、バラエティ、芸術、ドラマ、ドキュメンタリー、教育といったところで、それをテレビ以外で楽しもうと思えば、ライブや舞台、映画、講義といった方法となる。

    そういう意味では、テレビの何がメリットかと考えると、「時間」「転換」「低費用」かもしれない。テレビ以外のものは生ものように、時間と足をつかって向かえば、その場の雰囲気や旬を体験することができる。一方テレビは、必要最低限の内容を捉えることが可能であり、またすぐに切り替えることができるため、非常に便利である。また、共有するにも手軽であり、都合の良い時に複数名で見ることができる。費用もかかりにくい。

     

    小さい頃から習慣としてなければ、選択肢の一つとして入らないため、便利であっても何か違和感があるかもしれない。
    そんな生活を思い浮かべた時、一体何の時間を増やして生きていくのか、もしくは何に費やして時間を使っているのかを考え直すきっかけとなった。

Comment

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。

内容をご確認の上、送信してください。