毎日水を抜いても発生する赤カビ
職場ではエアコンで暖をとっているため、加湿器も一緒に作動中。病院時代は広すぎて、濡れたバスタオルを干すという、原始的な方法だったけど、加湿器生活は安心。と思いきや、どうもメンテナンスが難しい。
「加湿器はカビを撒き散らす」というイメージがあるので、基本的に清掃はきちんとしたいと、毎日退社時に水を抜いて、乾燥させていた。翌日は概ね乾いているものの、タンク内は多分完全には乾ききっていないと思われる。
また、運転時間は10時間くらい。24時間のうち半分は稼働して水の中に浸かっているため、カビやすいのだろうか、日にまして赤みを帯ていく。
加熱するといいらしい。なるほど。Warmモードもあるけれど、冷却状態でも、終業時にはほのかに暖かくなっており、中途半端に暖かいのも良くないのだろう。とはいえ、職場の加湿器、超音波式なので加熱モードもない。Warmモードはカビ対策に効果的な加熱にはならなさそう。
また分解は比較的簡単でいいけれど、角が多くて隅まで汚れを落としにくいのが難点。
赤カビを防ぐには、養分となるカルキを防ぐ。そのためにクエン酸で掃除する。結局どちらも手入れが必要なので、加湿器は手間だなぁと思いつつ、使わないわけにもいかないので、その辺は仕方なし。
実際の湿度
最近は加湿器が入手しにくいらしいと聞く。
なるほど、テレワークで自宅用・個人用の需要が増えているらしい。それとともにお手入れ情報も閲覧が増えたとか。やっぱり加湿器とお手入れは切っても切れない関係。以前事故で取り上げられていた記事。
超音波式はやっぱり手入れが欠かせない。ただ、うっかり捨て忘れてしまったりもあるので、しっかり習慣にして気をつけて使用したい。ちなみに、今の環境がどれくらいの気温と湿度なのかが分からないので、自宅の温湿度計を持参して1日経過を見てみた。
気温は20度、湿度は40%だった。
湿度なら50〜60%が感染のリスクから見ても理想的なので、少々不足気味。結構広い室内のエアコンの大きさ対加湿器はバランスが取れていないのも事実。
エアコン自体で調整が出来ないものか見てみると、湿度を調整するものはあまり出てこず、温度調整で湿度を調整する内容がたくさん。温度は上げすぎないことで、乾燥を防ぐとのこと。
温度を上げれば湿度が下がり、寒く感じやすい。
寒いからと言ってエアコンの温度を上げると湿度が下がり、体感温度も下がる。
会社の計測値はまずまずのようだけど、もう少し湿度が上がれば暖かく感じるのかもしれない。それでも、隙間風だったりがあるので、足元の冷えは変わらなさそうだけど…。
感染対策としても、冷え対策としても、加湿は必要なもの。カビはこまめに落とすしかないので、ブラシを買ってもらおう。
Comment