平らなお皿は通常使い
このような、美味しそうな、食材もカトラリーにも力を注いでいるお店では、必ずと言っていいほど、平たいお皿で提供されることは、よくある話。こういうお皿を見ると、フラッシュバックのように出てくるお話。
以前、陶芸体験に行った時のこと。雰囲気がある、モダンな感じの陶芸教室で、受賞もした若手作家の工房で、友人とともに体験する。
手びねりで作成することに。友人はマグカップを、自分はお皿を。イメージとして、マットな色の釉薬だったので、ケーキを載せるような平たいお皿の作成を希望。
特別確認する事項はなさそうだが、まさかの確認。
汁物は置けませんよ?
ええ!?
そりゃあ、そうでしょう?汁物、置きませんよ??
ケーキとかって、言いましたが、何かまずかったですか?
まさか、プロのお方からそんな確認をされた。そして平たい希望を通すも、”焼けるときにヒビが入る”とかなんとか、お皿に縁をつけられ、さらに高台までつけられそうだけど、それは流石に渋る。
おかしいな、希望の形が作れるんじゃなかったのか?
もしくは、叶えてくれるようアドバイスしてくれるんじゃなかったかな?
とか、色々心の中でもんもんとした中、作業に励む。また、お皿が特殊だったせいか、自分での作業は少なく、伸ばして切って、整える程度。あっという間に完成。邪念も入ったお皿がw
だって、平たいお皿だもんね?
鉄板のネタに
個人的には、はじめちょっと衝撃とイライラがあったが、今では鉄板のネタにまで昇華した、良い思い出。
個人的に、平たいお皿はミニマムな感じで好きです。
縁をつけてくれたおかげで、汁物も入れられますよ。
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