レトロラベルメーカー
以前から、デザインの学校のカラー見本に貼ってあった、凸凹のネームラベルが気になっていた。
実家で、親のフラワーデザイングッズのカバンにその凸凹のネームラベルが貼ってあり、尋ねるとなんと、ラベルメーカーが出てきた!
なんとレトロ(涙)。先日の活版印刷に続き、やはりレトロというか、逆に超シンプルな印刷の仕方に、萌える。
構造はシンプルで、圧力がかかると形が残る・白くなるテープに、圧迫していくだけのもの。円板の文字を回して、カチカチ跡をつけて文字を作る。なんとも言えない、手間がいい。
親が高校時代に買ったというのだから、もう、、、50年は経っている様な。よくぞまだ生きているのは、やはりシンプルな構造故にだと思う。もちろん、親の扱いがよかったのは大前提。
テープがなかったので、Amazonで購入。
下から順に、上がるほど慣れてこんな結果。はじめ「H」がなぜか打てず分解。どうやら、Hだけきちんと噛み合わなかったため、少し曲げて修正。基本的にプラスチックなので、少しずれても、ぎゅっと握れば使えそう。
昭和な感じ。
ちょうど、テレビの調子が悪かったら、パシッと叩くと直るような、あんな感じ笑
正しい具合はわからないが、とにかく毎度ぎゅっと握って跡を残し、ようやくこんな感じ。
活版的な、味のあるテープでよい。個人用お礼の袋にでも貼ってみようかしら。
時代が変わってもよいもの
文房具が好きでずっと見てられた、と、これを手に親が語る。そんな親のDNAはしっかりと流れていることと、文房具の魅力は人を惹きつける何かがあるということ。
今も文房具は形や種類が違えと、機械だけではなく、手間をかけるものとして愛されている様に思う。
時代が変わっても、人が好きなものって、そんなに変わらないんじゃないかと思う。
同じ型だと今も海を超えて扱われているのに、さらに愛着がわく。
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