• シンプルは強い

    2020/01/18
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  • アノニマスデザイン

    デザイントークプラスの「アノニマスデザイン」がテーマの回。大好きな、深澤直人さんがゲスト。とても貴重な回だった。

     

     

    アノニマスデザイン、デザイナーの意図が入り込まない、デザイナーを意識しない、シンプルに良いデザインの話。

    特になんともない日常雑貨など、普段使っていて気にしない、でもこれでなければいけないような、求められるデザイン。それこそは、機能的であって、機能的であることでシンプルなデザインになっているもの。

     

    お話の中で、「シンプルなデザインは強い」とおっしゃっていたのは、ぐっと来た。

     

    今回はどの話も素敵だったけど、シンプルの強さはよく分かる。削ぎ落とされた/洗練された/必要最低限のデザインは、余計なものがないので、シンプル。そして、シンプルであることで、コントラストも強くなる。また、機能面でもシンプルゆえに、動作も少なく無駄がない。そのため、必要な動作がフォーカスされる。

     

    デザインの良いものが日々生み出されている世の中で、デザイナーとしての存在を求めないデザイナー、それこそが本当のデザイナーだな、と感慨深かった。

     

    個人的に、シンプルなデザインが好きだし、それしか作れないのだけど、心にグッとくるデザインを目指すには、道はぶれないでもいいなと思った。また、「客観写生」という言葉が出てきて、まさにそれがデザインの方法だと感じた。

     

    さっそく、文庫本をポチっと読んでみよう。

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